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国内外の報道機関へ、 紳士淑女の皆さん。 皆さん、変死事件の被害者にならないようにして下さい。皆さん方が私の不在を寂しく思い、私の出来の悪い冗談を懐かしがっていることは承知しています。だが、もうこれから悩む必要はありません。再び、私がここに参上することにしました。皆さんが国内政治の悲喜劇に退屈していたものと推察し、以前から子供も大人も喜悦していた私独特の快活で戯れたスタイルを再び採用することにします。 私にはよく分かっています。皆さん方の編集長は当惑などしないでしょう。そんなことは、誰にでも分かっています。ゴルディージョ〔エルバ・ゴルディージョ、PRI幹事長、全国教員労組のボス〕と「新しいPRI」、ディグナ・オチョア〔2001年に事務所で死んでいた人権派弁護士〕の「自死」、ブレア首相の窮地、ケリー博士の「自死」(ひょっとしたら、流行病かも)、「政党議員団の代表」の指名を意味する分捕り品の分配に関する記事を何面に配置したらよいか、誰にも分かっていないのです。これらのニュースをどこに載せるのか？第三面？それとも社会面？あるいはコミックの頁？つまり、それを判断するのは、容易ではないのです。だから、極めつけの寛大な措置によって、ここで、私はいくつかの「機密漏洩」を皆様に提供することにしました。だけど、情報源を明らかにしないでください。さもなければ、いずれ連中は、英国方式で、私を止めをさすに決まっているからです。しかし、漏らすべき機密などありはしないのです。では。 １．プエブラ・パナマ計画の「活性化」は奈落にいたるものである。そのことを明言するよう、サパティスタは外務大臣のルイス・エルネスト・デブレスに要求する。なぜなら、叛乱者の大地では、その計画が認められないからである。大きな靴を履いた人々は、この計画が具体化されるのを阻止するため、必要かつ十分な手段と組織を手にしている。それは脅しではなく、予言といったほうがよい。 ２．EZLNの総司令部は、チアパス州で増殖している準軍事組織にメッセージを送ることを要求している。そのメッセージは、多かれ少なかれ、次のような内容となっている。「タリオンの法則によれば、目には目を、歯に歯を！ということである」。しかし、我々は特別割引で、次のように提案する。「目には両目を、歯には歯列すべてを！」。そうすれば、皆さん方も目が覚めると言うだろう。 ３．（メヒコ南東部の山中で）有名で（ダイアルを）合わせにくい「叛乱するラジオ、EZLNの声」は、近日中に、宇宙中継で短波放送を始めるだろう〔69HF〕。副司令は1時間の特別音楽番組をもつ予定である。お定まりのことだが、放送は夜明け前に行なわれる。けっして副指令が歌うことはないが、お話や物語がついた音楽番組を提供するだろう。「ドゥリートのＤＪ」という番組で、皆さんと会いできるだろう。だけど、カブトムシはうぬぼれてまだ契約書にサインしていない（1日24時間の番組をよこせと言っている）。 ４．国内外の市民社会の皆さんが８月8・9・10日に何か約束がなければいいのだが。その理由は我々も知らない。
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