サパティスタ日々の出来事2008年7月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	エウレカ、チアパス州における人権抑圧を批判。
2	チアパス州21行政地区、300事業体で、2005年のハリケーン・スタンの援助金流用。
3	クルストン反弾圧委員会、サンホセ・セロ・グランデ・エヒードのメンバーによる土地（70ha）侵略を目指す6月18日以降の一連の侵略策動について告発。
4	CAPISE、チアパス州での軍事化についての報告。州政府当局はウィテペック保護区のサパティスタ排除の準備の動き。最高裁はアクテアル事件の責任ではなく、量刑の正当性について判断する方針。先住民族サミット、二風谷宣言発表。
5	ハリスコ州ボラーニョスでＣＮＩ会議、メサ・デ・ティラドール宣言。
6	クルストンの土地紛争の背景には、金鉱脈を巡る北米鉱山会社の思惑。
7	サパティスタ共同体監視連帯国際キャラバン（7月26日―8月12日）の日程を発表。
8	欧米諸国の市民組織、サパティスタ共同体に連帯するセッセージ。サンクリストバル市長、ウィテペックのサパティスタ排除にむけ周辺の共同体に飴と鞭の政策。カナダ企業に対しチアパス州の29地区、55万haの開発認可付与。
9	ヘトハ（オコシンゴ地区）の100haをめぐりサパティスタとORCAOの農民が対立。エル・アマーテ刑務所で抗議者に対する食事提供拒否を告発。サビネス知事はPRDの知事で唯一、石油産業民営化に関する国民投票を支持せず。国会、2007年末、サンタ・マリア・キエロガニ（オアハカ州）の首長選で当選した女性を首長にしなかった地区の対応を批判。
10	連邦警察、ショチトラウアカ（ゲレロ州）の共同体ラジオ局を破壊。
11	ＵＮＯＲＣＡ、サンフェルナンド地区での6月23日の違法な農地強制排除を告発。
12	チアパス州高速道路139ｋｍの営業権を350億ペソで30年間、スペイン企業に売却。
13	アマテナンゴ・デル・バジェとＶ・カランサ地区の先住民、カナダ企業を告発。ブラジルのＭＳＴ、メキシコの人民に連帯の書簡。
14	メキシコ国内210組織、サパティスタ共同体に連帯するメッセージ。マナグアで第7回メソアメリカ民衆フォーラム開催（－16日）
15	サンアンドレス農村師範学校とシナカンタンの小学校での教師の不正行為告発。
16	アグア・アスルでエヒードの責任者選出をめぐり住民同士の衝突。オアハカの先住民、ゲラゲツァのボイコットを示唆。
17	州政府の調停で、エル・カリサル（オコシンゴ地区）の農地紛争の解決。バルトロメ・デラス・カサス人権委員会新事務局長発表。Ｖ・カランサの集落に軍侵攻、「6月28日」には指導者をＥＰＲとみなし3日間駐留。エル・ボスケ地区の元サパティスタ20家族、地区政府のコーヒー生産計画に登録。
18	農地統一審議庁、ベジャビスタ（フロンテラ・コマルパ地区）の他地区の男性と結婚した女性に土地所有権なしとする慣習は違法と裁定。ショチトラウアカ（ゲレロ州）の共同体ラジオ、放送再開。ロサリオ・イバラ、ゲレロ州知事に政治犯の即時釈放を要求。
19	3月16日に実施されたＰＲＤ総裁選挙の無効を宣言。先住民族組織など現地産トウモロコシ防衛ネットワークの宣言。
20	メキシコ市のコヨアカンでの民芸品販売者たちへの弾圧抗議。
21	Ｖ・カランサのアグアテナンゴでチアパス州人権推進員集会。オコシンゴ、オシュチュック地区の住民千人以上が電気料金に抗議のデモ。
22	農地占拠のクルストン住民、水源地清掃作業中に軍による攻撃。
24	チアパス州の政治犯７名釈放、7月22日にクルストンで拘束の1名も釈放。クルストンの住民、7月22日の状況を説明、軍の再侵攻準備を告発。人権保護活動家・政治犯行方不明者家族全国集会、サンクリストバルで開催（－26日）
25	UNORCAの呼びかけで、サンクリストバル市で食糧危機、農作物エネルギー、小農農業フォーラム、遺伝子組み換え種子からの防衛を強調。アグア・フリアやマソハ（ティラ地区）で、車両襲撃を名目とした家宅捜索告発。
26	ゲレロ州ショチトラウアストラで人類学者ミゲル・アンヘル・グティエレス殺害。
27	PRDの呼びかけによる石油民営化に関する住民投票実施、3分の1程度の参加。
28	サパティスタ国際監視団のバスに対するガソリン提供拒否を告発。チェナロォとチャルチウィタン、土地紛争に関する相互攻撃停止に調印。
29	サパティスタ国際監視団、チアパス州での監視活動を開始。人権組織、グアテマラとの国境地帯で5千ペソ前後で子供売買という報告。
30	オベンティックでの会合で、EZLNへの経済的戦争が展開という指摘。国際監視団、ラ・ガルーチャに移動。クルストン（Ｖ・カランサ地区）のサパティスタ派農民、249haの土地を取り戻す。厚生省、ゲレロ州の強制不妊手術を受けた女性14人への補償、3万ペソ。
31	人権組織、OPDDICによるサンセバスティアン・バチャホン住民への嫌がらせの告発。アドルフォ・ルイス・コルティネス・エヒードの農民、サルト・デ・アグア市当局と交渉を求めてミソルハ滝への道路封鎖。