サパティスタ日々の出来事2008年4月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	チアパス州刑務所のハンスト者8名釈放、国際人権監視組織、チアパス州政府に収監に関する手続きの見直し要請、州政府は前チアパス州司法局長ら召還の方針。サンホセ・セロ・グランデ１（V・カランサ）、大土地所有者による強制追放脅迫告発。オアハカ州のEPR、連邦政府の軍事化路線を非難の声明。ゲレロ州のトラパネカ人民組織、前日の事件を名目とした州警察による共同体を告発。
2	チアパス州の刑務所でハンスト11名、祈り継続の4名が釈放を要求。ナサレト（オコシンゴ地区）で千名以上がOPDDIC離脱を再度表明。
3	農地改革省、525haをめぐる「12月24日」とセルバ・エヒード組合の紛争終了表明。サパティスタ連帯・弾圧反対会議（ギリシア）とCAPISE 、5月9－11日、ギリシアでサパティスタと別のキャンペーン防衛・連帯欧州会議の呼びかけ。ウアシュカレカ（プエブラ州）で座り込みの全国アナウァック連合の先住民強制排除。
5	サムエル・ルイスの呼びかけで、15名の収監者が抗議活動を停止。
6	カルデロン大統領、訪問先のテネハパで先住民指導者たちと会見。　　　　　南部山地農民組織、ゲレロ州コスタ・グランデにおける準軍事組織の活動を告発。
7	5つのゲリラ組織、APPM、CND、EZLNや別のキャンペーンなどにコミュニケ発表。エル・アマーテの36名の収監者、ハンスト開始。サンクリストバル司教区、準軍事組織「平和と正義」のメンバー釈放を危惧。ヤシュテハルで、チェナロォ農民1名、チャルチウィタンの農民にマチェテで殺害。オアハカ州プトラで先住民族トゥリキのラジオ放送局女性アナウンサー2名殺害。
8	首都の別のキャンペーンの子供たち、4月30日を「別のこどもの日」として提案。ブシルハー（オコシンゴ地区）の12名釈放者、共同体に帰還しない誓約の強制。
9	アテネでサパティスタと連帯する欧州集会（－11日）、バルセロナでは政治犯釈放、サパティスタの自治と連帯する集会、900名参加。 OCEZなどの農民組織、収監者の釈放を要求。サンフアン・コパラ自治地区などラジオ放送局アナウンサー殺害非難の声明。オアハカ州人権オンブスマン3月31日に軍の地峡部の検問で拘束されたチアパス州女性が暴行されたことを告発。
10	OPEACH、36名のハンスト開始者、別の刑務所に移送と非難。チャルチウィタンの首長の父親など2名をチェナロォ農民の殺害容疑で拘束。各地でサパタ暗殺89周年の抗議集会。
11	OCEZ、V・カランサで2003年以来拘束の5名の釈放を求めデモ行進 3年間で500万ペソ投資のイシュカンのエコトゥーリズムセンターの劣化が判明。
12	メキシコ政府、１０年で軍要員を50％も増強。ボリビア政府、東部低地の５民族の自治権承認。
13	メリダの刑務所に収監の700名のマヤ、通訳なしの処遇を告発。
14	海岸地域自治協議会、実態調査実施に向けた支援を要請。チェナロォの85共同体、チャルチウィタンとの紛争期間中は禁酒令を発表。
15	ロベルト・バリオスのJGB、エコトゥーリスモ開発のための橋建設を批判。
16	コロンビア軍のエクアドル越境爆撃で生き延びたメキシコ人、ニカラグアで静養。
17	海岸地域のサパティスタ支持の共同体に対する電力カット告発。リモンシート（テクパタン地区）のOPEZメンバー、酔っ払った州警察によって殺害。ゲレロ州のエム・カマローテ（アユートラ地区）でOPIMの5名が不当逮捕。オアハカ州のマティアス・ロメロのIMSS病院を先住民が占拠とUCIZONIが表明。
18	ラス・アベーハス、チアパス社会組織調整委員会を僭称した元メンバーの指導者ら8名を4月12日の会合で除名したことを公表。
19	チアパス対話調整委員会の予算、77.5万ペソに大幅削減。 APPOの指導者フラビオ・ソーサ釈放、亡命と1万ドル提示されたことを公表。マクツマクタ農村学校、4年間で在籍者240名に減少、当局は移転先公表せず。ハリケーン避難民キャンプ・ロムロ・カルサーダMOCRI指導者殺害をFNSLが告発。ラカンドン密林南東部のマルケス・デ・コミージャス地区でのゴムの木栽培面積急増。ソノラ州にあるヤキの聖地テカカレが道路開発によって一部破壊。
20	パラグアイの大統領選挙で変革のための愛国連盟の元神父フェリナンド・ルーゴ勝利。先住民解放農民連盟、チアパス対話調整委員会の解散論は無責任と批判。
21	タバスコ州の刑務所に収監されている2名のサパティスタ、3日間のハンスト開始。チャルチウィタンとチェナロォの境界紛争にともなう殺人事件の容疑者拘束。 CIEPACのオネシモ・イダルゴ、女性職員に対するセクハラで解任。
22	第6委員会、全国規模でのサパティスタ2名の釈放キャンペーンの展開を要請。オアハカ州知事、殺害された女性アナウンサーの家族とNGOとの会合を妨害。 V・カランサのクルストン、5月5日の1周年記念集会への参加呼びかけ。アムネスティ、OPIMの拘束された5名に対する釈放キャンペーン呼びかけ。
23	アユートラ担当の判事、メパ先住民組織（OPIM）のメンバー5名を殺人の嫌疑で収監決定、OPIM側は州政府の報復と批判。サンフアン・コマラ自治当局、和平に向けた協議の推進を呼びかけ。
24	タバスコ州刑務所に12年間収監のサパティスタ2名、ヤハロンの刑務所に移送。ヒルベルト・ロペス・イ・リバスらゲレロ州の共同体警察への弾圧停止の呼びかけ。
25	ロベルト・バリオスのJBG、タバスコから移送の２名のサパティスタの即時釈放要求。サムエル・ルイス、カルロス・モンテマヨール、ヒルベルト・ロペス・イ・ヒベス、グラナドス・チャパ、EPRと政府の仲裁委員会発足公表、反弾圧全国戦線は今後決定。前週検察庁長官エラン・サルバティ、チアパス州議会司法委員会で弁明。女性組織など、CIEPACノオネシモ・イダルゴの解任を支持する意見広告。
26	オベンティックのJBGの保健衛生部門の代表、サンクリストバルの病院の72歳の先住民女性に対する処置を含め、9割近くが放置、無対応と批判。ナオミ・クラインなど作家や弁護士、タバスコの刑務所収監2名の即時釈放を要求。 V・カランサのクルストンの反弾圧委員会、非常事態への対応を緊急要請。ラス・マルガリータス地区の「11月20日」の新教徒12家族、CIOACによるカトリック祝祭りへの参加強制と迫害を告発。チアパス州観光庁長官ロベルト・アルボレス、観光事業の推進を強調。オアハカ州のEPRメンバーの失踪に関連して州当局関係者3名拘束。
27	V・カランサのクルストンに警官500名侵攻、3名拘束（2時間後釈放）、住宅5戸破壊、約1万1千ペソ略奪。ナピテ・エヒードで開催された集会（25日から）で、サンクリストバル、アマテナンゴ・デル・バジェ、フロンテラ・コマラパなどのエヒード、PROCEDEの政策批判。
28	前チアパス州検察庁長官、逮捕状執行停止を要請。 EPR、仲裁委員会の要請を受け、軍事行動の停止を表明、軍による迫害の停止を要求。ゲレロ州の共同体権威者地域調整委員会（CRAC）、アユートラからの軍の撤退を要求。
29	南東部人民抵抗運動、ティラ地区における連邦電力庁の電力切断政策を批判。豪雨でチアパス州内の国境部、高地、密林部の80万戸、停電。
30	ラ・レアリダーのJBG、CAPISEがカフェ・ラ・セルバのボイコット運動停止を表明したこと（4月27日）を告知。サントドミンゴ・イシュカトラン（オアハカ州）の先住民3名、警察が殺害。