サパティスタ日々の出来事2008年3月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	コロンビア軍、エクアドル越境攻撃でFARC指導者など22名殺害、うち4名はメキシコ人。エクアドルとベネズエラは強く抗議。
2	タバスコ州の先住民族チョンタルの居住するビジャ・ビセンテ・ゲレロ（セントラ地区）、州政府の弾圧などに対して自治を宣言。
3	ウィテペックのPRI派、サンクリストバル市長に強制排除を要求。
4	サンクリストバル市市長の親族の企業、水源地周辺で不法な住宅開発と告発。
5	サンクリストバル南郊のサパティスタ派「3月5日」共同体の450家族、設立記念祭。 APPO審議員ダビ・ビネガス釈放。
6	CDI長官、社会開発省長官ら、チャムーラ、ポロォなど訪問後、事前予告なくアクテアルを訪問。 CIEPACなど人権組織、チアパス州の人権弾圧に対する緊急行動呼びかけ。
7	ボゴタで、国家暴力の犠牲者による呼びかけで、20万人が抗議行動。
8	国際女性の日、サンクリストバル市では女性独立運動などがデモ。ハリスコ州トゥアプリエでCNI特別集会、400名参加。
9	ゲレロ州で反弾圧免責ゲレロ戦線結成のための集会、300名参加。
10	北米3各国の先住民、パレンケでの「母なる大地を健全化する先住民集会」（－14日）。サムエル・ルイス、チアパス州知事にハンスト政治犯22名への対応について要請。メキシコ政府、米州人権委員会に1994年のモレリアでの軍による婦女暴行を軍事裁判不適用と表明。
11	チアパス州内のハンスト者、36名に増加。ラス・アベーハス、相互尊重合意成立とする政府キャンペーンをデマと批判。タンピコで環境破壊の開発計画に反対で拘束されていた５名釈放。
12	チアパス州知事、JBGへの書簡で、ウィテペックや「12月24日」の強制排除否定。
13	チアパス民衆共同戦線（MOCRI、OPEZなど）300名、収監者釈放の抗議行動。人権組織、刑務所でのハンスト40名に達するが、チアパス州政府の対応なしと批判。国連特別報告者スタベンハーゲン、ラ・パロータ・ダムの建設停止を勧告。
14	CNIのフアン・チャベス、大地の色の行進やCNI集会の会場となったミチョアカン州ヌリオの土地を道路建設のため侵略の策謀を告発。チアパス州の先住民、ハンスト10日目、州政府は政治囚と称する権利なしと表明。パレンケでの「母なる大地を健全化する先住民集会」に参加の米国、メキシコ、カナダの先住民代表270名、各国政府に大地、水、大気、火の尊重を求める要請書提出。ラス・ミナス（チャムーラ地区）の新教徒、地区当局が礼拝所の破壊を要求と告発。欧米などのONGゲレロ州人権状況、健康状況を視察、その劣悪さを告発。ヌエボ・カサグランデ（チワワ州）で、電気不払い運動を展開する全国農業ダイナムスモ組織の指導者殺害。
15	州内刑務所でハンスト実行者、チアパス州政府の政治囚は不在という表明を批判。州監査委員会、ハリケーン・スタンの被害復旧関連の事業、41地区で8億ペソの不正流用の嫌疑を指摘。国連人権特別報告者、移住労働者への人権抑圧は米国よりメキシコが劣悪と指摘。
16	PRDの総裁選挙実施、接戦のため3月中に結果公表されず。ホンジュラスの先住民黒人組織、チアパスのハンストに連帯。
17	チアパス州当局、刑務所に収監されている370件の再調査を指示。ボリビアのラパスで「生物多様性に対する先住民族の監視」フォーラム（－19日）
18	35日間ハンストのカテキスタ、サカリオ・エルナンデスの釈放。地区当局、プラタノス（エル・ボスケ地区）の土地紛争回避の住民集会呼びかけ。
19	エル・アマーテ刑務所の声、ハンスト者の何人かは無実ではないとしたアリスメンディ司教に抗議。
20	25組織、諸個人が、チアパスの習慣者のハンスト連帯のメッセージ。
21	モンテレイで第3回別のキャンペーン労働者全国集会開催（－23日）。「神の軍隊」の信徒約千人が信教の自由を求めてサンクリストバルでデモ。
22	第3次サパティスタ共同体連帯キャラバンの調査終了（－14日）。
23	上院、連邦政府にモンテス・アスレスの自然保護政策の推進を求める決議。
24	ゲレロ州山岳部の先住民、蜂起人民革命軍EPRIへの参加を表明。
25	ロベルト・バリオスのJBG、タバスコ州の刑務所に1996年以来収監の2名のサパティスタ釈放要求。カンペチェ州のカンデラリア地区の3集落の農民140名、外国企業による農地強奪に抗議して州都でデモ。ワステカ東部山地人権組織、サンルイスポトシ州先住民に対する強制赴任手術を告発。
26	ロベルト・バリオスのJBG、行政当局や準軍事組織などによる電力供給拒否、PROCEDE登記名目の地代要求、強制排除の迫害を告発。
27	チアパス州当局、ハンスト中の収監者47名などの嫌疑について再調査の意向を表明。
28	人権組織、チアパス州内刑務所でのハンスト実行者31名、タバスコ州の2名はハンスト停止と報告。
29	海岸地域自治協議会、ハンストに連帯のメッセージ。
31	チアパス州内刑務所から137名釈放、ハンスト43名のうち24名釈放、全員の釈放までハンスト継続を表明。 2008年の3ヶ月でのフアレス市での殺害女性40名。エル・サルト（ゲレロ州アユートラ地区）での待ち伏せ攻撃で警官4名死亡。