サパティスタ日々の出来事2007年12月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	ドイツの連帯組織、サパティスタへの迫害を告発キャンペーン。
2	５つのゲリラ組織、第6番目のコミュニケ発表。ベネズエラの憲法改正国民投票（投票率約56％）、50.7 vs 49.3％で否決。
3	CAPISE、2002年にバナミル（オコシンゴ地区）の事件で拘束されたサパティスタの2名に対する釈放運動要請。ルシオ・カバーニャス殺害33周年、ゲレロ州アトヤックで正義と真実のためのフォーラム開催、OCSS、FNLS、FDOMEZ、OPIZなど参加。ゲレロ州トラパネカの指導者フェリックス・サンティアゴの出身地フアナカトラン(メトラトノック地区)に夜軍侵入。
4	プエブラ州チョルーラで12月8日にサパティスタとの連帯フォーラム開催呼びかけ。ビエーホ・ベラスコ事件で拘束されていた先住民チョルの1名釈放。アヨツィナパ農村師範学校の拘束されていた18名釈放。地峡部のミヘ、チナンテコ、サポテカ、州政府の事業の実施の停滞に抗議。オアハカ州で収監者釈放を祝う集会。
5	アヨツィナパ農村師範学校学生に対するゲリラ容疑での拷問批判。
7	CAPISE、アグア・アスル滝ツェルタル先住民エコツーリズムのコミュニケを批判。トゥストラ市の２地区で土地占拠の入植者124名の強制排除。タパチュラ市内で警戒中の警官２名に対する襲撃事件。
8	第3回サパティスタ共同体連帯全国フォーラム、チョルーラで開催、７州から65組織参加、カフェ・セルバとアグア・アスル滝エコツアーのボイコット運動など採択。南東部人民の木材、欧州からの視察団に対してPRODESISが実施した計画数の過大報告（566件を6500件）批判。チアパスのチェナロォの避難民の子ども支援のバザール開催。
9	第一回CNI北西部先住民会議（ヤキ、クカパ、クミアイ、プレペチャ）、バハカリフォルニア州で開催。ブエノスアイレスで5カ国大統領出席のもと、「南の銀行」の正式発足の調印式。
10	人権監視国際市民委員会、2008年2月上旬に第6回メキシコ調査を表明。国連人権高等弁務官メキシコ事務所、チャパス、オアハカ、ゲレロ州の先住民女性の権利状況の劣悪さを指摘。反弾圧全国戦線傘下のFNSL、MOCRIなど、ティラ、州都、フロンテラ・コマラパなどで人権弾圧に抗議の道路封鎖。チアパス州知事、第一回年次報告でEZLNの要求には誠実に対応と表明。
13	第一回アンドレ・オウブリ記念国際コロキウム、サンクリストバル市の大地大学で、午前と午後の部で５日間、各回にマルコス「中心でも周辺でもなく」連続講演。ウォーラステイン、アギレ・ロハス（UNAM）、シルビア・マルコス(女性解放運動)、グスタボ・エステバ講演。
14	第２日、ヒルベルト・バルデス（キューバの哲学者）、ホルヘ・アロンソの講演。８月のチロン地区でのサパティスタ支持者襲撃事件の容疑者4名拘束。
15	第３日、リカルド・ヘルビム（MST）、フランソワ・オータル（ベルギー）、ピーター・ロセット（ビア・カンペシーナ）、ロドリゲス・ラスカーノ（雑誌レベルディア）、エンリケ・ドゥッセル(神学・哲学)の講演。サンタ・カタリナ自治区マンゴス共同体、パンテロォ行政当局の排水工事を告発。チアパス州知事、農業局流通部長にコミタン首長コンスタンティーノ・カンテル・ロバト(牧畜業者のボス)を任命。
16	第４日、ジョン・バーガー（作家）、ジャン・ロベルト、ナオミ・クライン、P・ゴンサレス・カサノバの講演、マルコスは軍事部門任務専念、会議出席は当分なしと表明。ラグナ・ベルデ（V・カランサ）でFNLSのメンバー2名殺害。
17	第５日、ホルヘ・バシェット、ホルヘ・サンティアゴ、ダビ司令官の講演。ガスパール・モルケチョに対する死の脅迫告発。 CDI長官、問題が解決しているのでEZLNを支持する理由はなくなったと表明。
18	ゲレロ州のアヨツィナパ農村師範学校の小学生教師養成と寄宿舎問題に決着。
19	アグア・アスル滝エコトゥーリスモ協同組合、OPDDICと無関係と表明。テワンテペック地峡部ラ・ベンタの風力発電所予定地に遺跡。
20	チアパス州政府、アグア・アスルのOPDDICの武装放棄を確認、州レベルの武装解除キャンペーンを展開。ラコタ、150年以上前の条約破棄、米国からの独立を宣言。
21	サムエル・ルイス元司教、アクテアル事件の責任者処罰は可能と表明。農民組織OCEZなど、コンスタンティ－ノ・カンテルの農業局流通部長就任を批判。
22	アクテアル事件に関連してアントニオ・サンティス・ロペス拘束。人権組織、CIDE、ITESMの法律関係者によるアクテアル事件の免責活動を批判。
23	EZLN、第3回サパティスタと世界の人民集会についての詳細公表。トゥンバラーで拘束されたサパティスタ支持者アルバロ・クルス、3年ぶりに釈放。
24	OCEZ-FNLS、エル・カリサルに州当局者が対話名目で軍・警官を進駐と抗議。サンペドロ・ヨソタトゥのミシュテカ指導者、予告どおり暗殺される。
26	プエブラ・パナマ計画、資金不足のため、100のうち20程度しか実行されず。
27	チアパス州の収監中の社会活動家約200名が釈放を要求。チリの先住民族マプーチェの活動家、大農園の森林放火という「テロ容疑」で2001年以降収監の活動家の釈放を要求する74日間のハンスト後、病院に収容。
28	第3回サパティスタと世界の人民の集会に向けて、ラ・ガルーチャへ集合開始。モレリアのJBG、アグア・アスルのOPDDICによるマチェーテ襲撃を告発。ユカタン州メリダに反システム・サパティスモ情報資料センター開設。チアパス州のコーヒー産業、低賃金によるグアテマラ労働者不足で深刻な打撃。
29	ガルーチャで｢ラモーナ司令官とサパティスタ女性｣集会開始、参加者は約3千人。ブラジルのMMM(世界女性行進)、ホンジュラス先住民民衆協議会などビア・カンペシーナ傘下の諸組織、グアテマラ・コナビグア、ケベック女性連合、トルコ。初日はガルーチャとモレリアのカラコルの女性代表の発表。ベテル・ヨチブ（サンホセ自治区）のサパティスタ支持者、OPDDICによる銃撃。タンピコのカルピンテロ潟のマングローブ林破壊計画抗議の座り込み強制排除。
30	｢ラモーナ司令官とサパティスタ女性｣集会二日目、オベンティックとラ・レアリダーのカラコルの代表女性の発表。　　　　　FNSL、連邦・チアパス州政府による一連の弾圧を告発。オアハカ州フストラウアカでトゥリキ統一運動の指導者殺害。
31	｢ラモーナ司令官とサパティスタ女性｣集会三日目、ロベルト・バリオスのカラコルの女性代表の発表。ワステカのドラードス・デ・・ビジャの3名に罰金1千ペソの判決、直ちに上告。