サパティスタ日々の出来事2007年11月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

2	チアパス州内で16河川が氾濫、約2万人が孤立。 APPOの支持者、オアハカ市内で死者の日のモニュメントを築こうとして20名拘束。
4	グリハルバ川氾濫による土砂崩によってオストゥアカンで25名行方不明。グアテマラ大統領第2回投票でコロム当選(53％－４７％)。
6	元チェナロォ教区司祭ミゲル・シャントー、アクテアル虐殺はEZLN支持基盤殲滅目的と指摘。サルティージョ（コアウィラ州）の判事、ベラ司教への処罰をローマ法王に要請。
7	連邦裁判所判事、2ヶ月前のラ・パロータ・ダム工事差止仮執行を覆す判決。ボリビア、先住民族の権利に関する国連宣言を法律として採択。
8	COCOPA委員長、チアパス州における土地問題の再燃を危惧。人権組織、オアハカ州サンタ・マリア・テメスカルテペック首長（先住民族チャティーノ）拘束を告発。
9	農民自治区、ベニート・フアレス自治区、洪水被災者支援の物資を送ることを表明。豪雨、洪水によるタバスコ州の被災者100万人を超す。アテンコで拘束のマサワ女性マグダレーナ・ゴメス、18ヶ月ぶりに釈放。
10	アテンコのFPDT、27名の釈放要求。 APPOの州審議会開催、収監者の釈放を求める運動展開を確認。チリでイベロアメリカ・サミット、チャベス、前スペイン首相をファシストと名指し。
11	タバスコ州タコタルパ収監サパティスタ、洪水にともなう状況報告。ドイツの連帯組織、ビエーホ・ベラスコ事件で拘束のチョル先住民の釈放要求。アヨツィナパ農村師範学校、州政府の小学校教員養成コース廃止の方針などに抗議し、無期限スト開始。 2008年7月に第一回免責反対アメリカ集会開催呼びかけ。
12	11月25日委員会、国連の人権委員会に2006年のオアハカでの人権侵害告発。
13	アヨツィナパ農村師範学校の学生、ゲレロ州議会占拠。
14	州議会占拠中のアヨツィナパ師範学校学生800名、機動隊約千名で排除、57名拘束。
15	12月28日からガルーチャでラモーナ司令官と女性サパティスタとの集会呼びかけ。オアハカ州のSNTE59の指導者行方不明。
16	オベンティックのJBG、ウィテペック保護区へのサンクリストバル市長政策告発。サパティスタ支援者、国防省をシンボル的に占拠。チアパス州北部のグリハルバ川流域住民、州政府の立ち退き案に反対。チアパス州議会40名の議員の過半数は州知事派。ミチョアカン州シラウェンで自治を巡る第2回全国青年キャンプ開催、400名参加。
17	サパティスタ共同体と連帯する日。「正義と平和」の指導者、自派2800人の農民向け援助金の支払いを州政府に要求。第3回APPO州集会(－18日)、参加者は350名で第一回の十分の一。
19	ラス・アベーハス、軍の進駐以降、売春活動が目立つと指摘。人権組織、V・カランサで準軍事組織の活動を告発。
20	17－20日に4班に分かれてサパティスタ共同体視察の人権組織(40名)の報告。別のコレート、タバスコ州被災者への援助呼びかけ。アテンコのFPDT、仲間が収監の刑務所までデモ行進。
21	モレリアのJBG,オルガ・イサベル地区でのOPDDICの迫害告発。サパティスタ、チアパス州北部の被災地ベニート・フアレス自治区に徒歩で援助物資。チアパスの政治囚35名、拷問50件。メキシコ全体では政治囚500名という報告。
22	州政府、アクテアル事件を再調査の方針表明。
23	6月に逮捕されていたオアハカ州CIPOのメンバー2名釈放。
24	ボロン・アハウの住民、OPDDICの80名の襲撃、アグア・アスル滝一帯の検問告発。 12月13－17日、アンドレ・アウブリ追悼記念講演会開催、ナオミ・クライン、エマニュエル・ウォルシュテイン、エンリケ・ドゥセルやマルコス出席。ボリビア議会、255票中136票の過半数で憲法案採択。
25	ロベルト・バリオスのJBG、ボロム・アハウに対する連日のOPDDICの攻撃を告発。国際女性に対する暴力根絶の日、チワワ、ハリスコ、サンクリストバルなどでデモ。 APPOのデモ、FNCRも参加して、千人規模で行なわれる。 FNLS、モトシントラ地区でチアパス州シエラ・マドレ革命人民軍の名を使った策動批判。ボリビアのスクレ県で憲法賛成派と反対派の衝突で4名死亡。
26	ホセ・デ・モリーナ追悼のアテンコ支援のコンサート。連邦電力庁、チアパス州の40地区で役場などへの電力供給停止。
27	ロベルト・バリオスのJBG、10月末から11月上旬の洪水被害の報告、サンクリストバルの連帯組織やスイス国際医師からの支援物資の一部をアカバルナー、ルベン・ハラミージョ、尊厳自治区やタバスコ州の被災者に送ることを表明。ロベルト・バリオスのJBG、プラヤス・デ・コタサハ刑務所収監サパティスタに対する不当処遇を告発。ゲレロ州南部のエミリアーノ・サパタ革命的農地連盟、パロータ・ダム、APPOなどへの弾圧を告発するコミュニケ。 COCOPA代表、先住民の権利の全面認知はまだ懸案と表明。
28	タバスコ州の洪水被災地タコタルパンとオショロタンにサパティスタ支援物資到着チアパス州、サンアンドレス、チロン、トゥンバラーにおけるOPDDICの迫害行為に対する告発に関し、連邦検察庁、人権委員会などに調査依頼。 CAPISE、OPDDICの弾圧が継続するアグア・アスル滝の観光を控えるキャンペーン。
29	オルガ・イサベル自治区山岳地域ボロン・アハウの住民OPDDICの攻撃告発。ヴィア・カンペシーナ、ボロン・アハウ、ムクルム・バハチョンの住民保護の国際キャンペーン開始。パロータ・ダム推進の目的で、連邦電力庁、住民勝訴の農地問題を上告と非難。
30	最高裁判所、リディ・カチョによる大企業家の児童虐待報道に対するプエブラ州知事介入、処罰せず。