サパティスタ日々の出来事2007年8月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	オアハカ市内のスーパーで爆弾破裂、ひとつは不発。
2	V・カランサでCIOAC‐PRD派と州警察、サンタ・ルフィナ・ラ・ペルラの16家族強制排除。軍、ネサワルコヨトル市でEPR捜索で不法家宅捜査。
3	市民団体、セルバ・エヒード連合の商品を扱うカフェ・セルバのボイコット呼びかけ。オアハカ州サンイシドロ・アロアパンで森林・共同体の権利防衛集会（‐５日）。
4	アムネスティ、ラ・パロータ・ダム予定地で人権侵害の聴き取り。
5	オアハカ市で4名のカタロニア人拘束。
6	ラ・パス自治区当局、8月２日のフランシスコ・ビジャの女性の家の焼き討ちを告発。オアハカ州議会の選挙、投票率36％、25地区中24地区でPRIが勝利。バハ・カリフォルニア州議会ではPANが16地区中14地区で勝利。
7	ゲレロ州政府、コスタ・山岳部の共同体警察への迫害を継続。
8	OCEZ-FNLSがカリサルで土地闘争24周年記念集会を開催。
9	PRD派アカプルコ市長サルセド・マセドニア、パロータ・ダム建設中止でも影響なしと表明。南部多文化UNISURの開校式に正統政府の文部担当官や女優ヘスサが列席、当初予定のAMLOやポニアトフスカは参加できず。ゲレロ州ショチストラワカのラジオ局ニョムンダー局のメンバー拘束、11日釈放。
10	オルガ・イサベル自治区のバルルマシュでOPDDICによるサパティスタ支持者襲撃。
11	エル・エデンで「12月24日」支援のサパティスタとセルバ・エヒード連合の住民の対立。
12	モレリアのJBG、10日のOPDDICによる攻撃を告発。
13	オアハカで拘束の4名のカタラン人釈放。
14	V・カランサのクルツァンへの5月以来の弾圧告発。チアパス州のマクツアクツァ農村師範学校の学生、民営化反対声明。
15	EZLN、10月のアメリカ大陸先住民族集会の詳細について発表、南部メヒコの代表団は4-5日のオアハカ市（CIPO）、中南米諸国代表は6-7日にメヒコ州アトラプルコ（CNI）、中部太平洋の代表団は6-7日にヌリオ（プレペチャ）、北米代表団は8-9日にマグダレーナ・キノ(パパゴ)で事前集会。 10日のOPDDICに襲撃され病院収容の4名のサパティスタに逮捕状。ラ・パス自治区の女性への迫害告発。イタリアの連帯組織、ビデオ「エル・オトロ・メヒコ」の収益５千ユーロをガルーチャとオベンティックのカラコルへ寄贈。ラス・マルガリータスのサパティスタ三輪タクシー協同組合「セルヒオ・メンデス・アルセオ師」人民委員会のタクシー13台接収、９名拘束。
16	ラ・レリダーのＪＢＧ、拘束された三輪タクシー運転手の釈放要求。オアハカ州の独立トゥリキ闘争統一運動のメンバー殺害。
17	先住民族ヤキ、パパゴ、10月の先住民集会に関する共同声明。 EZLN、Youtubeのサパティスタ支持者によるCaptulo４の検閲削除を批判。サンフアン・コマラパ自治地区とAPPO、9月15-16日に自治行政地区全国会議の呼びかけ。コスタのエンクルシハーダ潟自然保護区が土砂流入で生物種絶滅の危機。農地改革省、環境省、ラカンドンの36万haの保護に向けた共同の取り組みを表明。
18	約200名の警察を動員、モンテス・アスーレス自然保護区のネグロ川沿いの3集落、サンマヌエル（ヌエボ・サンサルバドル・アジェンデ、サパティスタ支持者01年入植）、サンペドロ（インソミーナス、06年入植）、農園エル・ブエン・サマリターノ（1999年入植）の住民排除。住居・家財などの処分はラカンドン共同体のメンバーが執行。家長6名逮捕し州都に移送、39名をトゥリニタリアに移送。
19	バハ・カリフォルニアの先住民族クミアイ、PRD支持の地主に強奪されていた土地を奪還。
20	サンクリストバル司教、逮捕された三輪タクシー運転手の釈放要請。
21	EZLN、アルタミラーノの公金（給料）40万ペソ強奪の容疑者4名を拘束、当局に引き渡す。元環境省長官フリア・カラビアス、強制退去でラカンドン密林の生態系回復と表明。ゲレロ州トラパネカ先住民族組織、コスタや山岳部での軍の活動活発化を告発。 UNOPI、CIPOなど、メキシコ市農地検察庁前で、サンイシドロ・アロアパンの弾圧抗議集会。
22	裁判所、カカウアテペック住民のラ・パロータ・ダムの建設差し止め要求を認める裁定。
23	V・カランサの住民、自治農民先住民民衆組織（OCIPA）指導者がサパティスタと偽って活動していることをJBGに報告。グロリア・ムニョス、何者かによる前日の自宅荒しを告発。ゲレロ州政府、ラ・パロータ・ダムの建設は中止されていないと表明。
25	ベラクルス州ロマス・デ・ドラードの活動家1名再逮捕。
26	Frayba、モンテス・アスーレスの逮捕者6名の釈放要求。政府、プエブラ・パナマ計画の抜本的修正を表明。
27	社会開発省、欧州連合基金による密林の8400家族の支援計画（2008年まで）の成果は思わしくないことを表明。
28	EZLN、ビカムでのアメリカ大陸先住民集会への参加呼びかけ。アクテアル虐殺事件に関与の先住民18名に26年の刑。アムネスティ、米州人権委員会、モンテス・アスーレスでの強制排除に関する報告を要求。セルバ・エヒード連合による「12月24日」への嫌がらせ継続を告発。 V・カランサの「6月28日」、チュチーラ、サンホセにEPR訓練基地捜索の名目で軍が侵入。反弾圧全国戦線結成（10月2日予定）にむけての準備集会。
30	オベンティックのJBG、ウイテペックの自然保護区に対する一連の嫌がらせについて報告。ロマス・デ・ドラードスで新たに３名拘束。
31	トラスカラ州アピアスコで別のキャンペーン支持の性労働者９名拘束。首都や各地で反ISSSTE法の抗議行動。チアパス州自治組織連合(OCEZ、OPEZ、FNLS)などが抗議行動。