サパティスタ日々の出来事2006年6月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	ハリケーン・スタンによる土壌流失からの復旧は10年以上かかる可能性。電力公社、深夜にニコラス・ルイス地区の電線切断。
2	マルコス、ENAHでの集会に参加。アテンコに警察の車輌進入、緊張高まる。オアハカ州で教員約13万人がデモ行進。
3	CEDIAC、チロン地区における10名の不当拘束を告発。ボリビア、未利用の土地接収・分配の開始宣言。
4	マルコス、CCIODHにアテンコ事件の報告を提出。メキシコ州警察のメンバー、2名の司令官から暴力的弾圧を示唆されたと告白。チアパス州の知事選挙戦のキャンペーン開始。
5	マルコス、ブレヒトに関するシンポジウムに参加。ペルー大統領にアラン・ガルシア当選（53％）、オジャンタ・ウマラ(47％)下す。
6	5名の大統領候補による第2回テレビ討論会、事後の調査では、PRDとPANの討論は引き分け。元エネルギー大臣のPAN候補がペメクッス関連企業経営の義理の兄に利益誘導の疑い露見。マルコスはラ・メルセー地区のブリガーダ・カジェヘラ事務所で性労働者と会合。テネハパ地区の36共同体、５月23日から切断されていた電力接続再開。スチアテ地区で洪水被害。
7	催涙弾直撃で脳死状態だったUNAM経済学部の学生アレシス・ベヌメア死亡。マルコス、アレシスの家族へ弔文、ラジオ・エドゥカシオンのインタビュー。オアハカ州で知事の責任を追及する10万人のデモ行進。ウィシュトラの臨時架橋が流失。
8	チアパス州ラジオ局XEWN記者迫害露見。ムクルム（チロン地区）農地委員襲撃。 PRDのチアパス知事候補サビネス、ロベルト・アルボレスの経済計画を支持。
9	ロペス・オブラドールのパレンケ集会で市長が候補の護衛責任者を拉致。 11月20日(ラス・マルガリータス地区)で、CIOAC歴史派の村当局による26名の反対派に対する罰金、投獄に対する告発。エヒード・カリサルのOCEZ、ORCAOなどによる継続的な迫害を告発。人権組織、1998年のエルボスケの虐殺責任者に対する免責を告発。サンタ・クルス（ウィシュトラ地区）の2千人、洪水で孤立。
10	1971年の虐殺事件35周年集会、別のキャンペーンも政治囚の釈放運動を展開。別のキャンペーン支持者、カリサルのOCEZ－人民の家のサパティスタ迫害告発。 OCEZ、EZLN宛の書簡で告発を不当なものと指摘。
11	政治囚釈放のための全国動員、マルコスはコヨアカンの政治文化集会に参加。
12	ポリティカ・デ・バンケッテでラジオ・インスルヘンテ放送。アテンコ事件で２千名の警官の内、８名を処分。ラサロ・カルデナス（ウィティウパン地区）の住民、サパティスタ軍事基地を通報しなかったとして5月5－12日に拘束されたことを告発。
13	マルコス、ハビエル・ソロルサーノのインタビュー。ロサンジェルス郊外サウス・セントラル・ファーム占拠の移民強制立退き。
14	マルコス、スペインテレビ(TVE)のエル・ロコ・デラ・コリーナのインタビュー。州当局、アテンコで負傷治療していたフアン・ラミレスら3名を逮捕。州当局、アテンコ事件で23名を職権乱用で処分。オアハカ市広場占拠の教員強制排除、12名逮捕、多数負傷者。クルス・トン(オシュチュック地区)PRI派、サパティスタ支持24家族電気切断。
15	第1回アテンコ政治囚釈放のための作家集会。メキシコ市内の先住民、最高裁前でアテンコ政治囚の釈放要求。
16	カリサルのOCEZ-FNLS、別のキャンペーンや人権委員会に反論、迫害はペトゥレスと指摘。
17	ゲイ・レスビアン・バイセクシャル・トランスのパレード。
18	第1回政治囚釈放のための全国集会。
19	ポリティカ・デ・バンケッテでラジオ・インスルヘンテ放送。
20	オアハカ州政府と教員組合との対話、中断。チアパス州PRD知事候補と元知事代行アルボレスの協力関係、セベドゥアが批判。チアパス州で過去5年間に殺害された女性は1465名と人権組織公表。米国MATT社、12万人調査による大統領支持率を公表、PRD33.8%、PRI28.3%、PAN27.2％、PRI脱落という他調査(エクセルシオール紙、PRD36.5%、PAN32.5%、PRI27％)と大きく異なる。
22	オアハカ州知事支持派の官製デモ1万人。メキシコ市当局、フランシスコ・ビジャ独立民衆戦線占有のリエンソ・チャロ、強制撤去。
23	EZLN銀河系委員会、ベネズエラでの国際集会の方針について協議要請。 SITUAM会館で、アテンコ支援の民主的教育労働者との集会。
24	プエブラ州で州知事解任を求める集会。
25	ウニロイヤル労組会館で第1回政治囚・失踪者・迫害者の釈放と正義を求める全国集会。アテンコ事件で職権乱用の嫌疑の21名の警官のうち13名を起訴方針。
26	ENAHで雑誌『コントラ・イストリア』主催のフォーラム、A・ヒーリー、アテンコ事件収監者のハンスト継続などの英雄主義に対する懸念表明。
27	オアハカ州人民民衆集会の呼びかけ。パチューカでの別のキャンペーン支持者のデモが警官によって強制解散。
28	マルコス、UAMの集会で「我々ということを理解する」発表。アグアス・ブランカス事件11周年で５つのゲリラ組織の意見広告。チアパス州でオアハカ教員を支援する５千人の教師のデモ。アリアガでPAN派のボス、PRD指導者に発砲、殺害、現場にいた警官は不介入。
29	CCIODH、アテンコ事件に関する予備報告発表。
30	第３回第6宣言支持者全国集会、国内支持者は約1.5万人、国外は約2千人。 7月2日午前10時、独立塔からのデモ行進提起。連邦検察庁、元大統領ルイス・エチェベリアをジェノサイド容疑で自宅拘禁命令。