サパティスタ日々の出来事2006年3月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	テペーヒ・デル・リオに滞在。オアハカ州警察、サンブラス・アテンパ役場を急襲、自治民衆行政地区当局を排除。プエブラ州テワカンで先住民運動の法律顧問殺害。
2	テペーヒ・デル・リオで2月総括報告、警察の野蛮な弾圧反対全国運動３月14日開催提唱。 EZLN、チアパスでのダマソ・ビジャヌエバ拘束、オアハカのサンブラス・アテンパ自治民衆行政地区への州当局の攻撃などを批判するコミュニケ、HSBCの銀行口座解約を呼びかける。
3	ケレタロ州に移動。ロベルト・バリオスのJBG、バビロニア（パレンケ地区）での電線切断や夜間発砲などを告発。ダマソ・ビジャヌエバ、証拠不十分釈放。シェラトン・ホテル、1.5万ドル罰金で営業停止回避。テナンンゴ（オコシンゴ地区）農民同士、役場事務所での衝突で10名負傷。
4	ケレタロ市の共和国劇場で集会。サンクリストバル市のCAPISEメンバー自宅無断捜索告発。
5	ハルパン、ベラクルスなど訪問。
6	サンペドロ・トリマン、ヌエバ・レアリダー、ビスタ・アレグレ・マシェイ訪問。 OCEZ-UNOPII、コマルパ-コミタン間の道路封鎖。 OCEZ、エル・カリサルの問題を州当局と協議。ナチヒ（シナカンタン地区）で水道の鍵を無断使用したPRI派をPRD派が拘束。
7	ビスタ・アレグレ・マシェイに滞在、蟻の力ニャニュなど先住民族オトミやFIOZとの会合。 EZLN第６宣言委員会、３月１日以降のオアハカ州における一連の弾圧を告発。タパチュラ市でOPEZ歴史派、７名の同志の釈放を求め州事務所占拠。
8	ケレタロ自治大学でラジオ・インスルヘンテの生放送、タイヤ産業労働者との会合。メキシコ市のリンコン・サパティスタ新装再開。タパチュラ市のハリケーン被害で壊れた７つの小学校の再建を要求。
9	グアナフアト州へ移動、エル・バタン（アメヤルコ地区）訪問。コカコーラ、キンバリー・クラークなど水資源独占告発。カンクック自治当局、3月8日、PRI派のサパティスタ派12家族の電線切断、5名負傷を告発。チェナロォ地区視察官設置抗議、先住民教員900名、サンクリストバル市デモ行進。州当局、チェナロォ地区２週間怠業教員10名解雇通告。ブシルハァのOPIDDC、水道切断告発。
10	エル・バタン訪問。ペタルシンゴ（ティラ地区）で300組織が参加してPROCEDE-PROCECOMに反対する州会議(－12日)。国連人種差別防止委員会、メキシコ政府に強制不妊手術の停止を要求。
11	サンイルデフォンソ・シネグイージャ、サンルイス・デラ・パスなどオトミ居住域訪問。オシュッチュク当局、反首長派拘束をMRPSが告発。平和のための国際サービス(SIPAZ)、監視活動の継続を表明。チアパス州118地区首長の内、2005年度会計報告を提出は５首長のみ。
12	セラーヤ、サラマンカ訪問。 COCOPA、武力衝突がないので国際赤十字の駐在は不要と表明。過去の社会政治運動特別検察庁（FEMOSPP）、報告書提出後は解散の予定。ソノラ州先住民族クカパ、Profepaの迫害を告発。
13	当局、グアナフアト刑務所訪問拒否。EZLN、州政府に対する国際的キャンペーンを要請。
14	レオン市訪問、暴力反対国際の日集会。エル・トゥリウンフォ自然保護区クシュテペケ地区で当局と結託した木材伐採告発。オアハカ州当局、サンブラス・アテンパの「別のキャンペーン」責任者拘束。
15	イラプアト訪問、UNOPI-UCOPIのメンバーと会合。サンクリストバル市内での「別のキャンペーン」支持者の襲撃は11月以来17件。オアハカ州ロシチャの女性政治犯イサベル・アルマラズ・マティス、EZLNに書簡。エクアドルで自由貿易協定(23日締結予定)に反対する先住民族の運動激化。
16	EZLN、内務省大臣のチアパスでの自由移動は保障されているという見解を批判。国際水フォーラムに反対する集会、26名後逮捕。
17	アグアスカリエンテス州に移動、カニョン・オンドで先住民族ウィチョールと会合。水資源防衛先住民族組織集会。
18	ハリスコ州に移動、バヒオ・デ・トゥーラでウィチョールと会合。チャパヤル（シモホベル地区）のコハク鉱山の落盤事故で２名死亡。
19	グアダラハラ市で集会。
20	チャパラ湖北岸のエル・サルト、ミラベジャ地区などでの集会、タイヤ産業労働者との集会で第1回全国労働者集会提案、４月29日メキシコ市ユニロイヤル・タイヤ労組会館で準備討論集会。ＮＧＯ、国際水フォーラムの最終決議案を批判。
21	グアダラハラ大学で知識人との会合、マルコス「別の理論？」を公表。ラパスのホテル爆発、２名死亡、容疑者として米国、ウルグアイ籍の男女拘束。エクアドルの３県で戒厳令、道路封鎖を強制排除。
22	サポトラン、サユーラ、ならびにシウダー・グスマンの師範大学を訪問。ベジャビスタ・デル・ノルテ（フロンテラ・コマラパ地区）で域外男性婚禁止。ラカンドン共同体千名、1.7万haの土地保障に関してSRAとの交渉を求め道路封鎖。
23	トゥスパンの先住民族ナウァとの会合
24	アヨティトランでの会合。 COMPITCH、チアパス州政府当局による連帯ツーリズムの推進を批判。メキシコ市で第２回｢別のキャンペーンの自治自主管理｣集会（－４月２日まで）。
25	ナヤリー州に移動、テピックで会合。
26	サンブラスの漁業協同組合、８月２日コロニアとの会合。
27	テピックのナヤリー自治大学で会合。
28	コリマ州に移動。イエルバブエナ共同体と会合。ルーベン・ハラミージョ自治地区、北部地区における３箇所の軍検問所新設を告発。 PRD、上院全国区の候補者リストの1位にロサリオ・イバラ・デ・ピエドラを指名。
29	ハリケーン・スタン被害の41地区で復旧のための市民抵抗を組織。元知事代行アルボレス・ギジェン、チアパス州知事キャンペーンを開始。
30	マンサニージャのロス・カンポス・エヒードで会合。 ERPIの政治犯グロリアとハコボ、別のキャンペーンに書簡。セルビシオ・デ・ミヘ指導者、ラジオ・テレビ法改正は先住民メディア抹殺と批判。スチアテ川流域の市町村で堤防補修を求め道路封鎖。
31	クユトラン潟のロス・カンポスでの会合。スチテア川堤防の補修に1億ペソ投入決定。