サパティスタ日々の出来事2006年2月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	トトナカパン地方のコユートラなどを訪問。ロサリオ（レフォルマ地区）の農民、油井への道路を封鎖。
2	ハラパ訪問、「人間的な資本主義」の提起者を批判。州議会、知事にハリケーン被害の復旧経費の用途の開示要求。
3	オリサバの女性の家で、性労働者たちと会合。米国企業家と会見予定のキューバ使節団、メキシコ市のシェラトンホテルから宿泊拒否通告、米国当局によるバートン・ヘルムズ法適用措置。
4	パパロアパン地方を訪問、トゥステペックを経由してチナントラ地方へ向かう。第6宣言委員会、トラスカラ市で18・19日に「別の通信情報、芸術文化」集会開催を発表。州学校建設局の役職者への名誉毀損で、釈放中の新聞記者アンヘル・クシェラット再逮捕。
5	オアハカ州入り。ミヘ地域経由し、ボカ・デル・ノルテでUCZONIやウスパナパ先住民審議会と会合。
6	マルコス、地峡部のラ・ベンタ、ウニオン・イダルゴ、フチタンなどを歴訪。タパチュラ市低地地域の300名の農民、用水路再開を求めて抗議運動。エル・カリサル（オコシンゴ地区）でOCEZとORCAO支持者が衝突、5名負傷。
7	サンブラス・アテンパの選挙に関連してテウアンテペック刑務所に拘束中の5名を訪問。
8	マルコス、サンタマリア・イシュコテルでロシチャなどオアハカ州の政治犯と会見。サポテカ山地のゲラタオ訪問、サポテカやミヘの先住民と会合。ハリケーン被害復旧予算計上の7.5億ペソのうちチアパス復旧に使用は2700万ペソのみつ。
9	オアハカ市内で、全国教育労働者組合（SNTE）22支部構成員、トゥリキ統一闘争運動（MULTI）、革命的民衆戦線（FPR）、オアハカ先住民民衆審議会（CIPO）などと会合。
10	政治犯釈放を求める全国運動を提起。 10年前UCPFVの構成員の超法規的殺害を支持した州検察長官を無罪放免。
11	ミステカ高地のユクダなどで、先住民族ミステカ、アムスゴ、トゥリキ、チョチョルテカと会合。プエブラ州入りし、テウァカン盆地のアルテペーヒで1500名のミステコと会合。
12	アルテペーヒでマキラ労働者などと会合、権利防衛に携わるマルティン・バリオスを評価。「別のキャンペーン」委員会、オアハカ市でのSNTEメンバーとの衝突報道否定コミュニケ。
13	プエブラ北部山地のケツアラン周辺の先住民村落ツィナカパンなど歴訪。
14	イシュテペックで先住民トトナカと会合、プエブラ市ではマリオ・マリン州知事収監を要求。エンラセ・シビル、香港上海銀行(HSBC、前Bital＝Banco Internacional）による二口座（オッベンティックの上水道関係支援、デンマークの３JBG支援事業）凍結通告（１月26日）を告発。ケレタロ州で「別のキャンペーン」支持者への嫌がらせ。チアパス先住民組織、AMLOにPRD州知事候補ルティーノ・エスコンドンに関する公開質問状。
15	ウィツィルテペック、グアダルーペ・テペヤック、コロロンガなどで会合。「別のキャンペーン」委員会、トラスカラ集会の日程確定。
16	プエブラ市で都市労働者と会合、５月１日にキシコ市で「別のメーデー」を組織と表明。 HSBCの措置を告発するJBGの一連のコミュニケ。
17	プエブラ市のイベロアメリカ大学での集会で、「世界はどれくらい大きいの？」
18	トラスカラ州入り。トラスカラ市「別の通信情報、芸術文化集会」(－19)。ドミティーラ、ベアトリス・アウロラなどのイラストレーター、ムルティフォロ・アリシア、CLETA、独立系メディアなどが参加。マルコスは銀河系間サパティスタ・テレビ・システムで「最初の別の風、第一部」放映（？）全国人権委員会はチアパス州の人権状況に無関心と人権防衛共同体ネットワーク弁護水が告発。新聞記者アンヘル・クシェラット、保釈金20万ペソの支援を要請。
19	コアウイラ州パスタ・デ・コンチャス炭田で炭塵爆発、69名死亡。
20	サカトレコで、ブラセロ全国会議（ANB）の元ブラセロ500名と会合。｢別のキャンペーン｣委員会、他州への移動日に行事を組まないこと、第6宣言支持者登録テーブルを設置することなど要請。チアパス自治大学教員セサル・カブレラの遺体発見。オアハカ州当局、先住民ミヘ地区のサンフアン・ボスコ・チュスナバで前地区当局を検挙。
21	マルコス、トルーカ・デ・グアダルーペでの都市農民全国審議会(CNUC)支持者との会合。元チアパス州知事代行政府の官僚、9億ペソ横領の嫌疑で、マドリーで拘束。
22	マルコス、アピアスコで性労働者との集会。ブシルハー（オコシンゴ地区、OPDDIC）と「3月20日」村の住民、衝突、1名死者。スペイン裁判所、リゴベルタ・メンチュウのジェノサイド告発を受けての調査開始。米国、コカ栽培者の指導者でボリビアの上院議員の入国拒否。
23	マルコス、マリンチェ火山の山麓部の集落で会合。チキンチュルム（チャルチウイタン地区）の先住民、事業の実施をもとめ地区首長を拘束。
24	第６委員会とCNUCの女性の権利推進ネットワーク、性労働者交流のための空間開設を提案。「別のキャンペーン」、イダルゴ州入り。サンクリストバル市当局、携帯電話アンテナ切断容疑で市民活動家ダマソ・ビジャヌエバ逮捕。チャルチウイタン首長、375家族のトタン屋根材支給と2500ペソ支給で釈放。チアパス自治大学タパチュラ分校の教員死体発見。タバスコ州の先住民、提出した告発に無対応の先住民族開発全国委員会代表を批判。マヌ・チャオ、スポーツ宮殿でコンサート、｢別のキャンペーン｣に賛同、チケットのない入場者への弾圧で負傷者多数。
25	マルコス、アカショチトランのナウァ系先住民と会合、トゥランシンゴ会場は重装備警官隊警護。アリアガ地区で警官と家畜泥棒のあいだで衝突、4名の死者。
26	マルコス、ウアヤココトラの先住民と会合。南東部民衆抵抗運動、ダマソ拘束、MOCRI-CNPA-MN、OCEZ、ジャーナリストの釈放要求。 ERPI、影響地域におけるEZLNの移動の安全を保障。
27	マルコス、パチューカで会合。米国安全保障文書館、メキシコの「汚い戦争」に関する特別委員会の報告書を公表。チアパス州北部で4つの多国籍企業が試掘作業。
28	サポトラン・デ・フアレスの集会で、ティサユカ空港用地策動を批判。サンクリストバル市でダマソ・ビジャヌエバ釈放を求める抗議行動。カナダ政府、CIPO-RFM創設者ラウル・ガティカ・バウティスタの政治亡命を認知。