サパティスタ日々の出来事2005年8月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	州政府、オストゥカンにあるペメックスのマルバ油井、排出ガスの不法焼却で閉鎖。サクラマントン（チャムーラ地区）の新教徒、自宅で儀式を執行していたために当局に拘束。
2	チェナロォ地区のチミシュとカノラルの避難民11家族が帰村。シナカンタン地区住民100名、水道事業実施を求め、ナチヒ付近でパンアメリカン道路封鎖。人権組織、オシュチュック首長の道路工事完成を拒否する姿勢を州当局に告発。
3	21の組織による社会主義者戦線、正式に発足。発展のための教育ネットワークの先住民、銀行の人種差別をサンクリストバル市警に告発。
4	ラグナ・セメンタルの3名の住民がチャミサルを襲撃、サパティスタ支持者1名が負傷、チャミサルの住民報復で3名殺害、2名負傷、セメンタルの住民350名が一時避難。
5	前タパチュラ首長の期間に280万ペソの厚生省資金の詐取があったことが判明。
6	サンラファエルでEZLNと左翼組織の会合、32組織が参加。マルコス、ロペス・オブラドールは左翼を放棄したと批判。オアハカ州の地峡部北部先住民共同体連合（UCIZONI）の新執行部、EZLNとの対話表明。
7	参加組織の一部は独立市民派の大統領候補擁立を提案。 PRD、EZLNとの対話の可能性があると表明。
8	各地でＪＢＧとカラコル2周年の式典。マルコスのロペス・オブラドール、PRD批判に関して、左翼知識人の対応も多様。 PRDはマルコスの批判を冷静に対応。 OCEZやOPEZ、約200件の逮捕命令撤回を要求。
9	国際先住民族の日、祝賀の理由不在。サンクリストバル市でチアパス州の100組織がサンアンドレス合意履行を要求。ゲレロ州シャリトラでCDI主催のフォーラム。
11	チアパス州政府と欧州連合、PRODESISの延期を検討。
12	全国森林委員会、モンテス・アスレスでの木材伐採で2千haの森林消失と指摘。
13	サンハビエル・エルナンデスでEZLNと先住民組織の会合、51組織参加。
14	サンイシドロ・ラス・バンデラス（パンテペック地区、金鉱）、グレシア（チコムセルコ地区、アンチモン）などで、多国籍企業が鉱山採掘のためエヒード買収の動き。
15	PRI派議員、COCOPAの役割について再検討の必要性を指摘。ロペス・オブラドール、マルコスやカルデナスと論争の意思はないと表明。パブロ・ゴメスはマルコスとの論争を受けると表明。
16	リマス（シモホベル地区）住民、教員資格売却の嫌疑で２名の教員を拘束、JBGに引き渡す。オステ・ルクム（ティラ地区）で、覆面姿の人物にサパティスタ支持者襲撃される。
19	グアダラハラ・サミット抗議行動で15ヶ月拘束されていた活動家釈放。
20	ドローレス・イダルゴで、EZLNと社会組織の会合。
21	チアパス州の自治地区のPRD代表選挙、12地区で暴力沙汰。
22	EZLN、PRD全国執行委員会の政治組織局代表に書簡。
23	EZLN、雑誌レベルディアなど、チチェン・イツアーの遺跡からの民芸品生産者強制排除政策を非難。内務省、EZLNの国内移動を保証。ウィティウパンで拘束された先住民、25日の釈放時まで拷問。
24	ルイス元司教列席のもと「大地大学」開所式、UAMやメキシコ米国連帯ネット協定で３年間授業開講。エミリアーノ・サパタ（ラス・タサス地区）で電化事業推進のOPDDICがサパティスタ脅迫。　 JBG、リマスで拘束されていた２名の教師、10万2千ペソの罰金で釈放。サンアンドレス・キナタナロー（サバニージャ地区）の避難民、帰村開始。
25	水資源防衛マサワ戦線、PAN大統領候補者を一時拘束。
27	フアン・ディゴ（サンミゲル地区）でEZLNとNGOとの会合。ラス・アベーハス、プエブラ地区での準軍事組織の活動を告発。
28	CISEN、EZLNは国にとって危険な存在ではないと表明。　ゲレロ州のパロータ・ダム反対運動、ダム推進のロペス・オブラドールの姿勢を批判。
30	EZLN、新しい社会関係を提案できる左翼との共同、先住民族の自治の戦いとの連帯を確認。プエルト・マデロのホテルで元PRD州代表候補殺害。スチアテではAK所有の4名逮捕。
31	マドラソ、PRI総裁辞任、後任はパラシオ・アルコセール。