サパティスタ日々の出来事2005年6月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	チアパスの母体死亡率の高さ（1万人当たり8.9人）について警告。オベンティックのJBG、パンテロォ当局のサパティスタ支持者の女性暴行容疑丁稚上げ拘束を批判。
2	グアダラハラ・サミット反対行動で1年間拘束されていた4名のうち1名釈放。
3	州検察庁、「平和と正義」指導者マルコス・アルビーノ逮捕。　　　　　　　　　　バルセロナでBBVA-Bancomerのへの抗議行動。サンフェリペ・エカテペック（サンクリストバル市）の住民、中学校占拠、盗みの疑いで5月23日以来拘束されていた学生4名釈放を要求。
4	CDHFBC、「平和と正義」の指導者の逮捕だけでは不十分と批判。メキシコ市当局、インテルとEZLNの試合実施は可能と表明。
5	新CIOACの再編集会に5千人参加。
6	ボリビア大統領メサ、再度辞任表明。
8	コーヒー独立生産者連合（UPIC）の不正告発の現代表、元代表支持者に襲撃さる。
9	アンドレス・キンタナロー（サバニージャ地区）15家族、襲撃を恐れ避難。ボリビアのメサ大統領辞任、国会で承認、国会議長が臨時大統領に就任。
10	ポロォ－ヤブテクルム間でオポルトゥニダーの資金輸送車襲撃未遂。シニッチ、土地（2384ha）紛争でラカンドン共同体の度重なる嫌がらせを告発。フロンテラ・コマラパの土地分割で、OCEZ独立民主派とチアパス農民組織衝突。サンクリストバル市でラテンアメリカ統合を巡る集会、「左派」政権の国々が参加。
11	ショチェップ（チェナロォ地区）難民キャンプに隣接する軍基地撤去。バルセロナで「人類のため新自由主義に反対するサッカー選手権」、40チーム参加、ウルグアイの家が優勝。アンヘル・アルビノ・コルソで460haの土地所有権をめぐりCIOACとUNTAが対立。
14	ゲレロ州のアグアス・ブランカス虐殺の未亡人、ハンストを開始。グアテマラUNRG指導者ガスパル・イロム、心臓発作で死去。ラウル・サリナス、1994年のルイス・マシュウPRI事務総長殺害無罪、不法蓄財では係争中、3200万ペソで釈放。
16	パンテロォ当局に婦女暴行容疑で拘束されていたサパティスタ支持者2名の釈放。
17	スチアテ、ウィシュトラから軍基地撤去、5月以来、7箇所から軍駐留部隊撤退。
18	先住民全国議会、シラウェン宣言発表。モトシントラ「反乱するタクシー運転手連合」所属の4台、警官を動員して接収。
19	EZLN、緊急事態警報を発令、カラコル閉鎖、自治当局者の地下活動、情報センター、ラジオ放送の中断を通告。
20	マルコス反乱副司令官、「メキシコの権力に関するありえない幾何学」を発表。各政党は上からの新自由主義モデル、ロペス・オブラドールは非ナショナリズム型新自由主義国家の推進を指摘、チアパス州政府との話合い路線終了を通告。 EZLN、緊急事態警報の背景を説明、2002年半ばからの組織化が新段階にあると表明。連邦軍、15－17日、チアパス高地北縁部の3地区でマリワナ栽培摘発と報告。 COCOPA、事態に対応するための会合を提起。
21	EZLN、新方針には軍事攻勢は含まれていないことを表明。 COCOPA、EZLNは麻薬組織と無関係と表明。 CDHFBC、軍の移動停止を要求、EZLNと麻薬を結びつけるキャンペーン批判。州政府、州政府関係者のJBG関係者との接触停止を指示。 COPARMEX、EZLNの緊急事態宣言は大統領選挙への介入と指摘。
22	非政府組織、政府は軍発表をEZLN攻撃のために利用していると批判。チェナロォから警察が撤退。
23	人権組織、COCOPAなど、EZLNと麻薬組織を関連づける軍発表は挑発と批判。大統領府も麻薬組織との関係を否定。人権組織、北部では軍パトロールが行なわれていないと報告。
24	内務省、EZLNと麻薬組織との関係を否定。
25	ベラクスルス大学で新学期から先住民コース開設。
26	EZLN、協議の終了を発表、98％が提案に賛成、２％が反対。軍、ランチョ・ヌエボの基地に約1千人が集結、軍事訓練。
27	国防省の白書、EZLNやチアパスの紛争に言及せず。
28	第6ラカンドン密林宣言第１部発表。大統領、EZLNの政治参加に応じると表明。　　　 CNI、EZLNの協議支持、新方針に賛同。軍、警察、サパティスタ支配地域での監視活動再開。　　公教育省の先住民教育総局の機能は停止状態。
29	第6ラカンドン密林宣言第2部発表
30	第6ラカンドン密林宣言第3部発表。