サパティスタ日々の出来事2004年8月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	・　オアハカ州知事選挙、PRI-PT-PVEMの候補がPAN‐PRD候補に辛勝。
3	・　アクテアル事件関係者、8年の刑期の８割を勤めるも、事前釈放は認められず。・　ラス・アベーハス、アクテアル事件の逮捕者による復讐を懸念。・　チアパス州教員組合、ボスに対する５千万ペソ上納金があることを告発。・　キンタナロー州の先住民、マヤ文化の楽園イメージでの利用を批判。
4	・　チアパス州118地区の首長候補、40名の州議会議員候補出揃う。
6	・　ラ・クレブラ（フローレス・マゴン自治地区）でギリシア連帯組織の援助によるマヌエル同志教育プロモーター養成センター開所式。100名のプロモーターを養成の予定。アルゼンチンの5月広場の母親など参加、エクアドルの先住民代表にはビザ下りず。
7	・　連邦電力委員会の電気切断に抗議しシナカンタンの住民、パンアメリカン道路を封鎖。
8	・　各地の善き統治評議会で発足1周年の記念式典（―９日）。・　チャムーラのPRI派住民、首長、会計、判事ら６名を300万ペソ横領の疑いで収監。・　カンクックでは、女性の観覧車、メリーゴーランドなどに乗ること認可。・　チアパス州のメキシコ労働者地域連合、PRIを離脱しコンベルヘンシア党に合流。・　フォックス大統領、先住民との会合でEZLNのスローガンをまねしたスピーチ（先住民共同体なしのメキシコは要らない）。
9	・　チャムーラの住民、地区シンデコの家を焼き討ち。・　チアパスの2司教、政党の不誠実な対応を非難。・　メンチュウ、先住民族10年に関連し、インディオに対する国家の不誠実な対応を批判。
10	・　州政府と81共同体の話し合いの結果、チャムーラの首長と5名の当局者釈放。・　全国教育労働者組合（SNTE）の州幹部、5千万ペソ流用の嫌疑で召喚状。・　南東部諸州の検察庁、犯罪取締り、不法入国者摘発の合意。・　ゲレロ州の先住民女性、大統領に先住民法の改正を要求。
12	・　農地改革省、10月にモンテス・アスレスの8集落を移転の予定と発表。・　米国・カナダ・メキシコの先住民からなる「平和と尊厳のための行進」シナロア着。
13	・　ポロォに避難していたサパティスタ支持の住民アリアス・サンティス、ペチケルに帰村した際に殺害、チェナロォ当局は事件を否定。・　マヤの芸術家、大統領に先住民言語庁（INALI）長官に先住民任命を要求。
14	・　先住民言語の3分の1が危険な状態にある。
16	・　アリアス・サンティス殺害事件協議で、州インディオ民族局長らオベンテック訪問。・　チアパス州議会、州人権オンブスマンの更迭を承認。・　ベネズエラ、チャベス大統領罷免投票で反対派58％で勝利。
18	・　ユニセフ、「すべての子どもを学校に」計画をEZLN管轄地区でも実施の意向。
19	・　マルコス、「ビデオを読む」と題する６ヶ月ぶりのコミュニケを発表（１―８部）。・　COCOPA、EZLNが沈黙を破ったことを評価。・　チアパス人権組織、州検察庁の犯罪でっち上げなどの人権侵害を連邦・州政府に告発。・　トラスカラでブラセロ計画の補償を求める集会を監視していたバスク人2名拘束。・　フォックス大統領、ベネメリト・デ・アメリカス地区の18共同体の電化事業竣工式でまたも、EZLNのスローガンをパクリ。
21	・　「ビデオを読む」第二部でこの一年の不十分だった３点を指摘。女性の地位に関する問題、EZLNと善き統治評議会・行政地区自治政府との関係の曖昧さ。・　マヤ民族の言語文化集会（グアテマラで開催）、マヤ文化の継続支援要求。
22	・　「ビデオを読む」第３部で、五つの善き統治評議会の収支報告（収入105―500万ペソ）。
23	・　抵抗する市民社会チアパス州地域調整委員会、トラスカラでのバスク人拘束を批判。
24	・　「ビデオを読む」第５部で、森林保護法、麻薬栽培・取引に関する法、善き統治評議会管轄区内での車両移動に関する法、不法入国者に関する法とともに、10月の選挙に関する善き統治評議会の書簡発表。・　メキシコ州の先住民組織、先住民族開発全国委員会（Conadepi）委員長や官僚の給料（月22万ペソ前後）の削減を要求。・　プエブロ・ヌエボソリスタワカンのPRI選挙事務局長殺害。・　17歳の女性、サンクリストバル郊外で暴行を受け殺害。
25	・　ゲレロ州でOCSSの指導者殺害。
26	・　サンクリストバルで女性100名、17歳の女性の殺害に抗議行動。
27	・　州内のマラリア患者、1500名に達する。
28	・　先住民知識人、教科書の先スペイン期の歴史記述は人種差別を助長すると批判。
29	・　メキシコ市で現市長ロペス・オブラドール支持の集会。・　チアパスのための連盟（PAN,PRD）、選挙後の騒乱を危惧。
30	・　高地部の二言語教師、先住民共同体教育計画の局長の更迭を求め、事務所占拠。
31	・　1年2ヶ月前に「11月20日」から追放された新教徒、帰村をもとめてマルガリータスの役場に座り込み。