サパティスタ日々の出来事2004年4月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	・　ガルーチャのJBG、不法移民の手配師の暗躍、1日5回にわたる警戒飛行、モンテス・アスレス地区での6集落の強制排除の可能性、同地区での30台以上が参加したラリーなどを告発。　・　チアパス州の報道関係者、州の公布した報道規制法の執行停止を要求。
3	・　第31軍管区、ランチョ・ヌエボの鍾乳洞を住民に返還の意向。・　170組織、電力料金の不当徴収に反対の運動展開。
4	・　コミタンとサンクリストバルのイスラム教徒500名、教団組織認知要求。
5	・　連邦検察庁と入管、マラ・サルバトゥルチャ（不法入国者に関係した犯罪集団）の摘発が多いのはチアパスとオアハカ州と指摘。
6	・　PAN、モンテス・アスレスからの強制排除の方針を提起。
7	・　ガルーチャとモレリアのJBG、オコシンゴ、アルタミラーノ、ラス・マルガリータスでの不法材木伐採を告発。・　EZLNの戦闘員の3割、支持基盤組織の5割は女性という研究発表。・　3月末のオアハカ、チアパス、グアテマラ先住民女性文化交流集会決議発表。
8	・　チャムーラの聖週間、旅行者の教会立ち入りを禁止。
10	・　サパタの命日、チアパス高地のサパティスタ4000人、オベンティックからシナカンタンまでデモ、水道の供給のない支持者に水を運搬。シナカンタンからの帰途、パステとヘチェボの間でPRD派の農民による襲撃。
11	・　州当局、シナカンタンに500名派遣。・　オベンティックのJBG、PRDの襲撃による29名の負傷者公表。
12	・　人権組織、シナカンタンの衝突で3集落で125家族が避難と指摘。・　州政府の仲介でヤレンタイの20家族が帰村。・　PRD指導部、シナカンタンの問題は政治問題ではなく社会問題と表明。・　ホルナーダ紙チアパス派遣記者のベリングアウセンへのスパイ行為告発。
13	・　シナカンタンのPRD派首長、サパティスタの行進阻止のために事件現場へのパトロール部隊の派遣を認めるが、衝突はサパティスタの責任と表明。・　人権組織、シナカンタンでの5名の行方不明者の存在を表明。・　PRDの州委員会、PRI派全市当局のお金受領でタパチュラの責任者を除名。
14	・　州知事との会見で内務大臣、チアパスは頭痛の種ではないと表明。・　民営化反対地域戦線40共同体、基盤整備を求めモトシントラ市役所を占拠。・　チュルハ（テネハパ）の住民、湧泉所有をめぐる紛争解決を州当局に要請。・　ILO、メヒコの先住民法改正は169号協定に適合しているかを分析の方針。
15	・　オベンティックのJBG、シナカンタンの避難民は484名と公表。・　シナカンタンで3集落のサパティスタ支持者への水道供給再開。・　UNICEF、チアパス州で17万人の子供が学校に登校していないと指摘。　・　チアパス独立組織ブロック(BOICH)のメンバー、タパチュラの市役所を占拠。・　チアパ・デ・コルソの住民、水道不備を告発して市役所を封鎖。
16	・　シナカンタン首長。オベンティックのJBGへの書簡で、4月10日のデモで外部の人間を地区に入れたことが「慣わしと慣習」に違反と表明。・　オベンテイックの巻貝、シナカンタンでのPRDによるサパティスタ攻撃の調査報告書を公表し、サパティスタ側の19名が銃による負傷、16名がマチェテや石による負傷、攻撃の責任者としてシナカンタン首長のほか、エランボ・バホ、エランボ・アルト、パステ、ヘチェボ地区の関係者を指名。・　スペインやフランスでシナカンタンのサパティスタ襲撃抗議集会。・　和平全権委員、EZLNに対話再開を要請。
17	・　ベリングアウセンへの嫌がらせに抗議するメキシコ人の意見表明。
18	・　モトシントラのカノア地区、整備工事停滞をラ・レアリダーのJBGに提訴。・　PRD中央委員会、シナカンタン首長の党員活動停止措置。・　MOCRI、逮捕された15名釈放要求。ベリングアウセンへの国際的連帯表明。
19	・　エミリアーノ・サパタ農民組織(OCEZ)、フランシスコ・ビジャ農民民衆組織(UCPFV)、民衆闘争農民組織OCLPなどの農民組織、占有中の農地60箇所の所有権任地を求めて州都で座り込み開始。・　ロベルト・バリオスのEZLNとエヒード委員会、学校用地占拠問題討議。・　チャムーラ地区では200名弱が非PRI、非カトリックのため登校できず。・　民主主義をともなう平和、EZLN支持基盤組織への迫害を非難。
20	・　シナカンタン首長、PRD中央委員会の措置に反発。・　UCPVF、OCEZなど連邦電力委員会の「よい生活」キャンペーンを批判。
21	・　COCOPA、連邦制に対して対話再開の要求。
22	・　オベンティックのJBG、25日の109家族帰村に支持基盤組織が帯同と表明。・　ラス・アベーハス、シナカンタンのPRDにEZLNを尊重するよう要請。
23	・　シナカンタンのPRI派、役場を一時占拠、PRI事務所再開。・　先住民女性全国委員会、国連で抑圧と拷問の横行を告発。
24	・　州検察庁、シナカンタンの警備のために人員を派遣。・　UNAMのEZLNのコーヒー栽培事業支援の学生ノエ・パベルが、失踪後3日目主と南部のアフスコ山中で死体で発見。
25	・　避難家族(ヘチェボ‐35、エラボ・アルト‐19、エラボ・バホ‐33、アパス‐15）が帰村。・　州小規模農地牧場森林所有者連盟、EZLN武装蜂起後、オコシンゴ、マルガリータス、アルタミラーノの3地区で約10万haの農地が耕作放棄と指摘。
26	・　州当局、シナカンタン当局、17集落への飲料水供給の問題解決の協議。・　ロベルト・バリオスのJBG、平和と正義によるティウツォル（ティラ地区）の住宅破壊を告発。・　サンクリストバル司教、自治の問題の根本的解決を要請。
27	・　エル・クラバリオ(オコシンゴ地区)住民(PRI,ARIC,EZLN,独立)軍撤退要求。・　ヌエボ・チャミサル（モンテス・アスレス地区）、州政府とラカンドン共同体から退去通告と表明。・　チアパス州選出下院議員、州政府に対してオコシンゴ、マルガリータス、アルタミラーノの3地区の占拠農地2.5万haの土地返還措置を要求。
28	・　ビデオ・スキャンダルのアウマダ、逮捕されていたキューバから送還。
29	・　元叛乱州知事アマード・アベンダーニョ、脳出血のため死去。
30	・　チアパス州の非識字児童は52万人。