サパティスタ日々の出来事2004年1月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	・　バスコで収監されているサパティスタ3名、連帯表明。・　ミチョアカン州でサパティスタ支持のプレペチャ、ヌリオまで行進。・　サンイシドロ(シナカンタン)でサパティスタの保健委員を脅迫。
2	・　モレリアの巻貝でビデオ上映会。・　ケレタロ州当局、もう1名のサパティスタの釈放を否定。・　ヘチホン（シナカンタン）で井戸掘削監視のサパティスタを脅迫。
3	・　ロス・チョロス(チェナロォ地区)でラス・アベーハスの若者への暴行。
4	・　トゥストラ・グティエレスの秘密墓地でEZLN兵士44名の遺骨発掘、4名身元判明、家族のいる共同体に移送。・　サンクリストバル市長の父（21世紀紙元編集長）、州知事名誉毀損で逮捕。
5	・　2003年末の避難民は約１万人、フォックス政権発足時より４千人減少。・　チアパス州医療審判所、85件の告発受理。
7	・　タパチュラで11月12日以来水道局占拠の職員排除。
8	・　「サパティスモと文化」のフォーラム、ダビ司令官のメッセージ。・　エミリアーノ・サパタ（ティラ地区、以前は「平和と正義」が多数派）エヒードの住民、22日までに軍基地撤去を要求。・　チミッシュ(チェナロォ地区)の駐留部隊、発砲。・　タバスコ（マルガリータス地区）でサパティスタとCIOAC衝突、8名負傷。
9	・　ラス・アベーハス、ロス・チョロスの警察駐屯所撤去を要求。・　ラカンドン密林南東部統領農民自治組織、オコシンゴ地区判事を職務怠慢で批判。・　州検察庁、タパチュラ市で4名のレヒドールを公金不正使用で拘束。
10	・　「サパティスモとマスメディア」のフォーラム、アドルフォ放送員とアンヘリナ司令官のメッセージ。レアリダー＝ティフアナ計画の第7項目：真正な情報・文化のためのメデイアのネットワーク構築の実行を決議。
11	・　ウァステカ農場（トリニタリア地区）の所有権を巡って、OPEZチェ・ゲバラ派とルシオ・カバニャス派（歴史派）と衝突、50名負傷、58名拘束。・　72日間の役場占拠のモレロス州トラネパントラ住民、民衆協議会を選出、自治行政地区を宣言。
12	・　20/10キャンペーン終了の市民フォーム。世界で約130ヶ所で記念行動。・　サラマゴ、ガレアーノ、ダニエラ・ミッテラン、マヌ・チャオ、EZLN20/10周年へのメッセージ送付。25カ国の社会組織や著名人のメッセージ。・　軍当局、エミリアーノ・サパタからの基地撤去を否定。
13	・　バスク人歌手フェルミン・ムグラサのグループ、バレンシアとマドリーのEZLN20/10周年記念のコンサートでの出演禁止措置を告発。
14	・　モレロス州警察、トラネパントラの役場占拠者を排除、1名の死者。・　1,500名以上が近隣地区（ミルパ・アルタ、トラヤカパン）に避難。
15	・　ラス・アベーハスのメンバー2名が4名の武装集団に遭遇。
16	・　オスカル・チャベスらJBG支援のコンサート。
18	・　デ・ロス・サントス弁護士、全国人権委員会がチアパスの軍の免責に加担と告発。・　チアパス調整グループ作成の「EZLN,巻貝とJBG」報告書の情報が出回る。
19	・　海軍部隊、PROFEPA、モンテス・アスレス地区のヌエボ・サンラファエルの23戸を強制退去、住宅焼却、ホスエ・ヒメネスを拘束。・　ロベルト・バリオスのJBG、軍検問所の新設を告発。・　PRD州代表の反対派、州事務所を占拠。
20	・　2002年９月に拘束されたミゲル・アレマンの「平和と正義」7名釈放。・　タパチュラ市長、公金400万ペソ不明と告発。・　州政府、反乱鎮圧作戦は展開せずと表明。・　トゥストラ、コミタン、タパチュラで農民抗議行動。
21	・　ONG、エミリアーノ・サパタ・エヒードに監視団派遣。・　トラネパントラで拘束の20名正式収監、民衆協議会は対話を受け入れる。
22	・　12月21日のコンサートの12万ペソのカンパの9割、JBGに寄贈。・　ランチョ・アレグレ（スチアテ地区）からOPEZの160家族を強制排除。
23	・　11年前から占拠されていたロスセロスとロスセリートス(23ha,スチアテ地区)から住民450名を排除、60名逮捕、土地を法的所有者に返還。
24	・　農地改革省、ヌエボ・サンラファエルは自主的退去と表明。・　ヌエボ・サンラファエルの住民、農地改革省の分断工作を批判、強制退去を恐れ、23戸のうち大部分は2003年末に退去、３戸が残留していた。・　「9月13日」とヌエボ・サンイシドロに軍部隊、強制排除通告。・　大統領、先住民族支援全国委員会長官、先住民法の改正を国会に要請。
25	・　ハバナで第3回米州自由貿易地域(ALCA)に反対する東半球集会（―29日）。・　国際赤十字、チアパスでの人道支援に対する経済援助の終了を通告。
26	・　軍、ヌエボ・サンラファエルへの報道陣立ち入りを禁止。
27	・　州政府、サンラファエルの退去は批判的グループの自主的なものと表明。・　チアパス州政府、4年間3100万ユーロ（2004年は1500万ユーロ）の開発援助協定を欧州連合と調印。・　抵抗する市民社会チアパス地域調整委員会、電力会社、州政府による「善き生活のための料金」の押し付けを告発。・　シナカンタンで3名の先住民、呪術の廉で20時間縛られる。
29	・　ポロォ自治地区政府、国際赤十字の撤退で食糧不足の状況が迫ると表明。
30	・　環境省、モンテス・アスレス地区での軍による監視強化、外国人ONGの監視を要請。
31	・　国連特別委員スタベンハーゲン、国に対して、先住民法案の改正、巻貝とJBGの認知、EZLNに対話再開を求める。・　土地占拠に関係する1月中の逮捕者140名。