サパティスタ日々の出来事2003年8月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	・　ONG、善き統治評議会（JBG）を対話のよい機会となりうると評価。・　メキシコ司教協議会、JBGを主権侵害と批判。
2	・　トゥストラ司教、JBGの構想を批判。・　V・カランサの「人民の家」のメンバー2名逮捕。
3	・　モレリア・エヒードの巻貝で作業中の住民に警官が嫌がらせ。
4	・　EZLN、COCOPA委員らとの接触開始を否定。・　コミタンの病院乳児死亡事件（2002年12月、32名）の関係者を処分。
5	・　内務省、EZLNの行動を見守る方針。
6	・　チアパス州知事、JBGは権力簒奪に当らずと表明。・　マクトゥマクツァ農村師範学校の学生200名逮捕。・　軍、エル・ベレヘル(ラス・マルガリータス地区)に監視所新設。・　プエブラ州トトナカ独立組織創設者ティラード・エバンヘリオ殺害。・　スペインのガルソン判事、休暇でメキシコ市に到着。
7	・　カナキル共同体（オルガ・イサベル自治地区）で準軍事組織ロス・アギラレスの発砲。・　ミステカ共同体戦線、オトミ・メヒーカ山地防衛人民連合(UPDMOM)などオベンティックに代表派遣。・　「皆のためのメキシコ・キャラバン」、活動の停止を発表。・　内務省、軍の動員を否定。・　PAN、EZLNの提案を拒否。・　連邦とチアパス州監査委員、コーヒー生産者支援3千万ペソ着服告発。・　マドリーのアグアスカリエンテスも葬送することを表明。・　ガルソン判事、憲法の枠外の統治機構は違法と表明。
8	・　オベンティックでアグアスカリエンテスの葬送式典。・　ラファエル司令官の歓迎の辞、ハビエル司令官のアグアスカリエンテス死亡宣言、モイセス司令官の5つの巻貝誕生宣言。・　サパティスタ短波放送、政府の通信妨害で放送できず。・　全国でサパタ生誕124周年の農民動員。・　州都ではMOCRI、CIOAC、OCEZの農民や教育労働者の抗議行動。・　マクトゥマクツァ農村師範学校の学生130名、家族47名が拘束。
9	・　オベンティックで、巻貝、JGBの発足式。・　ダビ司令官の歓迎挨拶に続いて、ロサリンダ、エステル、タチョ、副司令マルコス、オマール、フィデリア、ダビ、ブルースリー、セベデオ司令官らが発言。・　CNIの中部太平洋地区委員会、ドゥランゴ州で開催。・　先住民族開発全国委員会(CONADEPI)主催のフォーラム開催。
10	・　CNI、先住民自治の推進というEZLNの呼びかけに賛同表明。・　マクトゥマクツァ農村師範学校で拘束された177名中、50名釈放。・　PRDの代表ロサリオ・ロブレス辞任。
11	・　CNIの中部太平洋地区委員会、CONADEPIに反対、自治推進を表明。・　サパティスタ・プレペチャ民族組織、ミチョアカン州で18の自治地区創設を準備と表明。・　州人権委員会、農村師範学校における知事の実力行使を批判。・　OCEZ、州内各地で道路封鎖。
12	・　環境省長官、モンテス・アスレス入植地問題に交渉、２割前進と表明。
13	・　農村師範学校の同伴者殺害される。
14	・　COCOPA委員長、新しい先住民法案の提出を示唆。・　平和ネットワーク、サンクリストバル市で自治フォーラム開催(－16)。
15	・　ベラクルス州ソンゴリカでもJBG発足の可能性。・　第4回北部、北西部先住民族会議開催（－17）。
16	・　農村師範学校、29名釈放。
17	・　政府はEZLNの新しい動きに対して何らかのメッセージを出す方針。・　ベリオサバルの少年院で待遇改善を求め騒乱。・　フチタン下院議員・弁護士のカルロス・サンチェス(COCEI)殺害。
18	・　チアパス州議会のPRI、PAN、EZLNの提案に否定的。
19	・　ロベルト・バリオスのJBG、10日以降の軍による住民迫害継続を告発。・　州政府、農業師範学校閉鎖を示唆。　・　ミチョアカン州の先住民法はサンアンドレス合意に準拠の見通し。
21	・　カナキル共同体(オルガ・イサベル自治区)、ロス・アギラレスの嫌がらせに対する告発。・　モンテス・アスレス地区入植地イグナシオ・アジェンデで、環境省、TVアステカ、海軍などの職員による嫌がらせを告発。・　州警察、師範学校の支援に向かっていた学生500名を阻止。
22	・　ロベルト・バリオスで発砲事件。・　農村師範学校事件で22名を正式収監。
23	・　農村師範学校事件での抗議行動中止。教員数の過大が紛争原因と指摘。・　チアパス州の人間開発指数はメキシコ市の27分の1。
24	・　ピース・ボート、アカプルコでゲレロ州人権組織（ERP嫌疑の学生やミステカ・トラパネカ人民独立組織など）と一緒に抗議集会。
26	・　州政府、農村学校閉鎖を否定。
27	・　フランス検察庁、ジョゼ・ボヴェのカンクン行き許可せず。
28	・　政治的失踪究明の人権組織エウレカ、大聖堂前でのハンスト25周年。
29	・　OPEACH、チャムーラの3集落に新教徒子弟の臨時学校敷地確保。・　農村師範学校の学生、家族ら、州政府の措置に対する抗議発表。・　チアパス州政府、師範学校学生の到来をチェックのため州境に警官配置。