サパティスタ日々の出来事2003年1月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	・　サパティスタ蜂起9周年。サパティスタ系先住民2万人がサン・クリストバル市を「占拠」。これまでで最大規模の集団行動。・　ETA、マルコス副司令官の提案の真意に対して疑義を表明する声明を発表。
2	・　EZLNの7司令官、先住民に対し「法が制定されようとされまいと」自治を実践することを呼びかける声明を発表。・　チアパス平和委員ルイス・アルバレス、委員を辞任するつもりはないとEZLNに確約。
3	・　民主革命党(PRD)党首ロサリオ・ロブレス、EZLNは政党化するべきだと提案。
4	・　1994年アクテアル虐殺事件当時のチアパス第31軍区司令官、ゴディネス・ブラボ退役将軍、EZLNは既に活動を停止しているとコメント。
5	・　COCOPA委員長マルティネス・ベロス、1日のサパティスタの行動に際し、COCOPの実質的な活動再開と新たな紛争解決へ向けた努力を表明。
6	・　チアパス州政府、州内の自然・人的資源に対する外国資本の投資を優遇する政策を発表。
7	・　オコシンゴ地区北部で新たな準軍事組織の活動が報告される。・　COCOPA、対話再開へ向けてEZLN指導部との会合を行うことを発表。
15	・　マルコス副司令官、1日付のETA書簡に関するコメントを発表。
17	・　コミタンの公立病院にて相次いで乳幼児が死亡。衛生・医療設備の不備が原因とされる。
18	・　大統領府先住民族開発局長ショチトル・ガルベス、17日の死亡事件について捜査を開始することを発表。
19	・　コミタンの公立病院での乳幼児死亡者、32人にのぼる。・　キューバ公衆衛生省、チアパスにおける医療事情改善のために200人の医療関係者を派遣する計画を発表。
22	・　チェ・ゲバラ自治区のサパティスタ先住民一名、正体不明の武装組織により誘拐・脅迫を受ける。
26	・　全国先住民会議、北米自由貿易協定締結自体を見直すことを政府に要求してゆく統一方針を採択。
28	・　トゥストラ・ギテレスにて開催された先住民共同体代表とNGO会議において、平和と和解を求める行動計画を採択。・　チアパス和平委員ルイス・アルバレス、チアパスを訪れるCOCOPA派遣団の一員に加わることを発表。
29	・　バルセロナで発行予定の2003年度EZLN連帯カレンダーは、サパティスタ村の壁画をデザインした物となることが決定。各国語版が制作されるが英語版の予定はなし。
31	・　アメリカ合衆国、チアパスへの旅行に警戒勧告発令。