サパティスタ日々の出来事2001年12月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	国会議員の一部、COCOPA法案の再提出を計画。伝統的先住民医師助産婦組織、ICBGマヤ計画停止で植物の乱開発防止が可能と表明。
2	ポロォの９つのキャンプ、準軍事組織の襲撃を懸念。ミチョアカン州新知事、プレペチャに先住民法案を提示。
4	スイスでのグローバル化に関するフォーラムに副司令官マルコス招待の意向。ティラ前首長候補（PRD)、ミソパ・チナルのエヒード構成員を脅迫。アローヨ・グラニソのエヒード構成員、農地検察庁職員の不当行為を告発。州政府官僚、シエラ・マドレで武装集団の活動があることを示唆。
5	全国教員組合第７部会、教職員に対する逮捕命令撤回を要求して座込み。
6	過去５年でチアパス州の38行政地区で貧困指数が悪化（中央河谷）、９地区で改善。ダィアス・ポランコ、先住民運動の強化に向けて実践活動の点検が必要と指摘。
7	チアパス州新政府の１年間、立法、司法権力からの支持の喪失、対立の拡大。治安担当者、EZLNはテロ組織でないと言明。人権組織、侵害件数は減少したものの、依然として不当な人権侵害は存在と表明。
8	サラサール知事、１年目の年次報告、先住民法の改正を予告。チアパス和平全権委員、EZLNの沈黙は危険な兆候。フローレス・マゴン自治地区当局、治安部隊の再配置の動きがあると告発。
9	INIの司法担当局、約１千名の先住民の釈放を達成。
10	連邦裁判所がニコラス・ルイス地区などの先住民法違憲訴訟に障害を設定と批判。州政府、山岳地域の貧困救済を強調。州人権委員会、７つの勧告、117の措置を州政府に提出。州検察庁、教員２名を教員免許文書偽造で逮捕。
11	ラス・アベーハス、パリで2001年フランス人権賞を受賞。 ANIPA、先住民法改正を国会に要請。グアナフアト州のミッション・デ・チチメカが自治を宣言。
12	PRI全国執行部、チアパス州前PRI議員を告訴。全国教員組合第７部会、州都における座込み中止。ヌエボ・メヒコ（オコシンゴ）でサパティスタ支持者に対する暴行、脅迫。エミリアーノ・サパタ（ティラ）で人権活動家の家に放火。
13	３割の先住民言語が消滅の危機。ビバ・エル・レイ、エル・サビーノ(フロンテラ・コマラパ)でOPEZと思われる武装集団15名が260haの農場占拠のために介入。
14	州監査局、約240万ペソの公金不足を指摘、43の告訴提出。チェナロォで和解のための集会。
16	チアパス州でのコーヒー栽培者登録作業が予算不足で14％に止まっていると表明。
18	「労働」自治地区当局、サパティスタ支持基盤組織への挑発や脅迫を告発。
19	INI長官にミヘ出身のアルダス・エルナンデス就任。前チアパス州農牧局長、400万ペソ流用容疑で逮捕。ビジャ・コマルティトラン地区判事殺害容疑で現首長の農園を家宅捜査。連邦選挙裁判所、チアパス州13地区の最終結果を裁定。
20	州検察庁、現在調査中の前州官僚は23名、内７名は国外居住と発表。
21	ゲレロ州などの先住民組織、INI長官マルコス・マティアス転任、新長官任命批判。ティラの人権活動家ラモン・ペニャーテに対する継続的な脅迫を告発。
22	アクテアルで虐殺４周年集会、29の逮捕命令は執行されず。
24	日本の非政府組織、人権侵害を防止する司法システムの改善を要求。
25	前チアパス州農業牧畜局長、正式収監。
27	８つの行政地区役場占拠（オシュチュック、オコシンゴ、フロンテラ・コマラパ、ベジャ・ビスタ、チコムセルコ、ラ・グランデサ、タパラパ、オコテペック）。サンカラランピオ（オコシンゴ）などで軍のパトロール強化。タパチュラでは公務員のスト。
28	人権組織、警察官による先住民拷問の継続を告発。
29	サンアンドレス・サカムチェンの自治当局者、年次報告。
30	人権組織、マルケス・デ・コミージャスでの人権侵害を報告。