サパティスタ日々の出来事2001年10月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	チアパス州議会選挙で議会は複数政党構成になる予測。
2	チアパス司教、４行政地区（チャムーラ、チェナロォ、シナカンタン、テネハパ）で宗教的問題があることを指摘。
4	９月の襲撃事件でエル・ボスケで２名の農民逮捕。ロベルト・バリオスで「平和と正義」による嫌がらせを告発。 PRI 派農民、「４月10日」（アルタミラーノ地区）住民を脅迫。
5	ラ・レアリダーの電化事業終了。チアパス州知事、選挙実施不能の地区４ヵ所と表明。
7	チアパス和平全権委員、サパティスタはテロリストではないと表明。
8	チアパス州議会地区選出議員(PRI-21,PRD-2,PAN-1）市町村選挙（PRI-72,PRD-20,PAN-12,サンクリストバル市はPAS)ではPRI が多数派を占める。
10	COCOPA委員、米国のテロ批判に傾斜した連邦政府の対応を批判。チアパス州の14地区で選挙結果に不正があったとして抗議行動。
11	最高裁、オアハカ州など16の違憲審査請求を法律公布前に提訴したため却下。 PRI、PRDなどの議員110名、先住民法の再検討を呼び掛けるサンラサロ宣言発表。プエブラ州のONG、国際労働機関にメヒコ政府の169号協定違反を提訴。チェナロォの避難民49家族、カノラル、ヌエバ・エスペランサに帰村。
12	先住民の抵抗509年の抗議行動。大統領、ハンブルクで先住民法の次期国会での再審議の可能性を示唆。最高裁、違憲審査請求は2002年２月までに審理を済ます方針を表明。最高裁の違憲審査却下を受けて、オアハカ州議会、国連など国際機関に提訴の意向。タパチュラでバルソンの抗議行動。
13	COCOPA委員、先住民法改正の提案について大統領との会見を要求。下院先住民問題委員会委員長(PRD)、INIは時代遅れで解体すべきと主張。先住民開発局長、サパティスタの対話復帰の可能性を示唆。マルコス、ホンジュラスでの先住民族会議に参加要請。
14	INI の司法検察委員、大統領の意見を受けて、先住民法案を改正すべきと表明。先住民の子弟50万人は野外教室で授業を受けている実態。ベラクルス州先住民協約、12名の指導者釈放を要求。
15	CNI 、大統領の欧州での声明を批判し接触する予定がないと表明ゲレロ州の先住民（OCSSなど）、政治犯の釈放を求めて首都でハンスト開始。 PAN 委員、先住民法の再審議に反対。「平和と正義」が封鎖したエル・リマール（ティラ）の教会、６年ぶりに再開。
16	PRI 、先住民法の再審議の可能性を否定。ベラクルス州の先住民の子供500名の違法労働を告発。
17	大統領、ローマで先住民法は世界で最良のものと吹聴。 CNDHの事務局長、CNDHの官僚制を批判。
18	サパティスタ支持基盤の住民がサンフアン（オコシンゴ）のARIC独立派住民襲撃。ロベルト・バリオスのダンス・パーティをPRI 派が襲撃。
19	人権弁護士ディグナ・オチョア（１年半米国に避難、今年帰国）、事務所で暗殺される。チアパス州選挙管理委員会委員長辞任、債務1.1億ペソ。
20	先住民開発局長、国会は先住民の提案を聞くべきと要請。バルトレット憲法委員会委員長、会期中に先住民法関連法案40件を採択方針確認。チアパス先住民伝統医療者助産婦協議会、10月上旬の米国大使館員の視察を批判。フローレス・マゴン自治地区当局、10日以降の軍による巡視強化を批判。
21	チアパス州議会(任期残り１月)、大委員会の廃止、複数委員会の発足という州法改正を31(PRI 17＋野党14) 対９(PRI)で可決。大統領、上海でチアパス問題はヨーロッパでは議題から消えたと表明。
22	114家族、900名がケスティック、アクテアル、ツアハルクムに帰村。チアパス州野党、州議会の民主化にPRI 中央委員会の介入を止めるように要請。連邦政府、テスココ地区におけるメヒコ新空港の用地接収（5,300ha）を発表。
23	PRI 、州法改正に賛成したチアパス州議会の17名を除名。
24	チアパス州の118行政地区のうち68地区が州法改正を批准。チアパス州の議員31名(PRI-19,PAN-4,PRD-5,PT-2,独立-1)、州法改正を強調。ラ・グロリア（トナラ）で40名、強制排除。タパチュラでOPEZ、検察庁職員の更迭を求めて座込み。
25	サパティスタ、ディグナ・オチョア殺害に抗議するコミュニケ発表。
26	チアパス州選出の PRI国会議員、改正州法の公布阻止を国会諸党派に要請。サルト・デ・アグアの避難民、州政府の対応を批判。フローレス・マゴン、サンマヌエル、フランシスコ・ゴメス自治当局、軍による監視強化を批判。イシュタパの役場占拠で２月に逮捕された農民２名に６年の刑。
27	人権共同体防衛ネットワーク、国際労働機関に改正先住民法反対を提訴。
28	クシュルハーのORCAO（PRD系）、PRI派の住民、モイセス・ガンディーの売店襲撃。７月26日に襲撃されたフランシスコ・ゴメス自治区のサパティスタ支持者死亡。
29	国内には連邦法違反で拘束の先住民は1247名。 ORCAO、モイセス・ガンディーの売店の土地は自分たちの土地と主張。
30	モイセス・ガンディー自治当局、ORCAOとの直接交渉（土地問題）で合意。州政府とONG、人権委員会の創設で合意。チアパス訪問のベトナム枢機卿、対話の必要性を強調。
31	チアパス州議会、臨時体制を発足。