サパティスタ日々の出来事2001年７月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	ヌエボ・レオン州議会、先住民法案を承認(28⇔3)。ルイス前司教、先住民法は和平を脅かすと指摘。オアハカ知事、国会の採択した先住民法は大幅な後退と指摘。チワワ、ドゥランゴ、サカテカスで州選挙。
2	チアパス州知事、先住民法案の最修正の必要性強調、オアハカ州知事は態度未決定の州議会に否決するよう要請。 PANやPRI派の議員、先住民法案の批准不成立を危惧。フォックス大統領、報道官と再婚。
3	知識人1400名と非政府組織、州議会に先住民法案の否決を要請。チアパス州知事、対話の不成立は法的枠組みの不備のせいではないと指摘。米州人権委員会総裁、先住民の権利を認知しないとバルカン化の恐れがあると表明。 PAN 下院議員代表、スペインでEZLNの先住民法案への姿勢は嘆かわしいと表明。
4	UCPFV、 CORIC、アントルーチャ・カンペシーナなど州都でデモ行進。
5	フォックス大統領、テネハパ、オシュチュック、タパチュラなどチアパス視察。政府、EZLNに詳しい人物（ミゲル・ガンダラ・アルバレス）から意見聴取の方針。
6	メキシコ州議会、先住民法案否決(13⇔52)。先住民開発局長、先住民法案を否決し、COCOPA法案の再審議を要請。チアパス州監察局、前政府の文化芸術審議会の資金不正流用を告発。チアパス州議会の反対派、PRI 派の首長10名を公金の不正使用の嫌疑で告発。
7	チアパス州知事、チマラパスの問題は州境問題ではなく、農地問題と指摘。ヌエボ・ベラクルス(ベネメリト・デ・ラス・アメリカス地区)の農民（MOCRI)、基盤整備事業の遂行を求めチアパス州政府職員９名を拘束。
8	山岳部のトラパネコ、海岸部のミステコ、先住民開発局長との会見で先住民の権利を十分に反映した法案制定を要請、プエブラ・パナマ計画を拒否。シナロア州で独自の先住民法制定の動き。
9	タバスコ州議会、先住民法案を採択（13⇔9）。和平全権委員車両がバスと衝突、死者８名、２名はヨンブレフ指導者、ラス・アベーハスのメンバー１名も含まれる。トラスカラ州知事、先住民法案に対する拒否権発動を表明。プエブラ州モルカシャク地区当局、州議会の先住民法案採択の違法性を告発。先住民開発局長、メルセー地区など首都在住の先住民を視察。 PRI の全国指導部、チアパス州のPRI 総裁と書記長を更迭。
10	政府、EZLNの指導部ににメッセージを送る。非政府組織や教会、サパティスタの釈放を要請。チアパス州のPRI 総裁と書記長、全国指導部の方針を無視、候補者擁立に障害。
11	1994年のEZLN蜂起以降、スパイ行為が強化されたことを暴露。先住民開発局長、先住民法案の議論を再会すべきと指摘。オアハカ、チアパス州知事、先住民法案否決を要請する書簡を６州の議会に送付。最高裁、プエブラ州議会の違憲行為についてのモルカシャク地区の訴えを採択。 PRD の上院議員代表、先住民法案の採択は誤りであったと自己批判。
12	ミチョアカン州議会（18⇔11）とナヤリー州議会（20⇔8）、先住民法案を採択。これで形式的には先住民法公布の条件は整ったことになる。 COCOPAと和平全権委員、先住民法案の批准・否決の状況や意味を分析する会合。
13	チアパス州知事、先住民法案の批准は先住民に敵対するものと指摘、再検討を要請。先住民開発局長、先住民法案には欠点が多すぎると強調。 PRD は最高裁に批准の有効性についての判断を求める。
14	情報分析局元メンバー、EZLN情報を流しCarlos Telloらに本を作成させたと証言。チアパス州選挙管理委員会、PRI への選挙資金交付を一時停止。憲法学者、2/3以上の賛成でない州の批准は無効と表明。タパチュラとトゥストラ司教区の司教任命。 25日間、工場への道路封鎖をしていたモスカスの元労働者を排除。
15	チアパス州のPRI の内紛収拾。
16	PRD 、国会と８州議会の先住民法批准の手続きの違法性を最高裁に告発。グアダルーペ・テペヤックにおいて社会開発省の活動に対する抵抗が目立つ。研究者、COCOPAに新しい先住民法案策定を要請。サンアンドレスのPRI 派の44共同体、習わし慣習に基づき10月の選挙候補者選出。ウニオン・フアレスの首長、公金流用で拘束。
17	チワワ州議会、先住民法案批准（27⇔3）。トラスカラ州で先住民法案批准に対する抗議行動。メヒコ司教協議会、対話再開はきわめて困難との見解。チアパス州選挙管理委員会、PRI への選挙資金交付を決定。
18	上院常設委員会、PANとPRIの賛成(26⇔6)で、先住民法案制定の作業終了と表明。ロベルト・バリオスの当局者、「平和と正義」の嫌がらせを告発。先住民開発局長、大統領の拒否権発動を議論するのはおかしいと表明。オアハカ、チアパス州知事、先住民法案への異議申し立てを共同で提出の方針。先住民移住者第１回集会、上院の先住民法案を拒否。
19	バハカリフォルニア州、先住民法案採択（20⇔2）。 COCOPA、上院常設委員会における先住民法案の批准を批判。全国鉱産業会、先住民法案による規制を危惧。
20	チアパス州の政府や社会組織、最高裁に先住民法批准の無効を求める訴訟準備。メヒコ州議会、上院常設委員会に議会での投票点検を要請。 PRD 、大統領に先住民法の公布をやめるよう要請。全権委員、サパティスタとの接触は当分無理と表明。国際赤十字、チアパス州の避難民は７千名と指摘。Ｖ・カランサのOCEZのメンバー、６月25日逮捕の３名の釈放を求めて州都でデモ。人権組織、７月９日のバス事故の死者への保障の約束を実行するよう要求。
21	PRI の州指導者、中央の介入に抗議して辞任、10地区で首長候補選出延期。。サンホセ（サモラ・ピコ・デ・オロ）のMOCRI メンバー、社会開発省役人６名拘束。
22	PAN セバージョス、最高裁が最終判断、大統領には拒否権はないと表明。チアパス州PRI 、106地区で首長候補選出、12地区延期。モンテ・リバノでマリファナ栽培容疑で拘束された３名を覆面組が解放。
23	PRD 、州議会で憲法の規定を満たした批准議決は10州のみと指摘。プエブラ州政府、先住民法案の違憲訴訟を提出したモルカシャック地区に圧力。 PRI 、95地区で首長候補選出、チアピージャ、ウエウエタンなど20地区延期。 11地区、42組織のコーヒー生産農民、支援基金を求めて、タパチュラで道路封鎖。
24	COCOPA、チアパスの和平計画を作成することで合意。オアハカの先住民フォーラムで、INI 司法局長、最高裁の裁定を期待と表明。セロ・ウエコの３名のサパティスタ囚人、ハンスト開始。州都の農業牧畜農村開発漁業食料省事務所を占拠の中央河谷の農民80名を排除拘束。Ｖ・カランサの農民、３名の釈放を求めて町役場を封鎖。
25	非政府組織、上院常設委員会承認の先住民法案に抗議。 INI 長官、先住民法案の改正の必要性を強調。プエブラ州北部山地先住民会議の参加者、先住民法案を批判。サンクリストバルとヤハロンの刑務所でサパティスタ支持の67名ハンスト開始。州知事、農村部の公的資金援助に多大な不正があることを指摘。ピチュカルコのカカオ栽培者、モトシントラのコーヒー栽培者、援助を求めデモ。
26	マサウァの２共同体、先住民法案の公布に反対。 PRI バルトレット、大統領に先住民法を早急に連邦官報で発表するよう要求。チアパス州知事、ピコ・デ・オロで６名解放しないなら公権力行使と通告、指導者たちは前知事代行の便宜を享受したものと指摘。
27	300 名の警官動員、ピコ・デ・オロで拘束の６職員解放、63名逮捕、行方不明９名。平和行動キリスト者集団の11名、暴力の停止を求めて監視活動を開始。４月19日の８名の殺人容疑でＶ・カランサの３名の兄弟の裁判開始。
28	MOCRI 、６名救出作戦における警察の行きすぎを批判。サンクリストバル司教、先住民法案の再考を国会議員に要請。
29	チアパス州選挙で PRI全国執行委員会作成の候補者リストに州執行部反発。
30	COCOPAのPAN 議員、対話が無理なら、EZLNメンバーの逮捕命令再提出すべきと主張。抵抗する市民社会地域調整委員会、４ヵ所で主要道路を８時間封鎖。 PRI 、州選挙で全国執行委員会と州執行部が別の候補者リストを提出。マルケス・デ・コミージャスで逮捕の69名のうち16名を釈放。チャムーラの当局者、クストンのOPEACHの７名拘束。
31	オアハカ州政府、最高裁による違憲判断を要請。サンペドロ・デ・ミチョアカン自治地区、27日のサンホセ区エヒードのサパティスタ６名の逮捕を批判、MOCRI との関係を否定。連邦検察庁、サパティスタへの逮捕状再発行はしないと表明。セロ・ウエコの３名のサパティスタ囚人、ハンスト中止。クストンの拘束されたOPEACHの７名釈放。

1	ヌエボ・レオン州議会、先住民法案を承認(28⇔3)。ルイス前司教、先住民法は和平を脅かすと指摘。オアハカ知事、国会の採択した先住民法は大幅な後退と指摘。チワワ、ドゥランゴ、サカテカスで州選挙。
2	チアパス州知事、先住民法案の最修正の必要性強調、オアハカ州知事は態度未決定の州議会に否決するよう要請。 PANやPRI派の議員、先住民法案の批准不成立を危惧。フォックス大統領、報道官と再婚。
3	知識人1400名と非政府組織、州議会に先住民法案の否決を要請。チアパス州知事、対話の不成立は法的枠組みの不備のせいではないと指摘。米州人権委員会総裁、先住民の権利を認知しないとバルカン化の恐れがあると表明。 PAN 下院議員代表、スペインでEZLNの先住民法案への姿勢は嘆かわしいと表明。
4	UCPFV、 CORIC、アントルーチャ・カンペシーナなど州都でデモ行進。
5	フォックス大統領、テネハパ、オシュチュック、タパチュラなどチアパス視察。政府、EZLNに詳しい人物（ミゲル・ガンダラ・アルバレス）から意見聴取の方針。
6	メキシコ州議会、先住民法案否決(13⇔52)。先住民開発局長、先住民法案を否決し、COCOPA法案の再審議を要請。チアパス州監察局、前政府の文化芸術審議会の資金不正流用を告発。チアパス州議会の反対派、PRI 派の首長10名を公金の不正使用の嫌疑で告発。
7	チアパス州知事、チマラパスの問題は州境問題ではなく、農地問題と指摘。ヌエボ・ベラクルス(ベネメリト・デ・ラス・アメリカス地区)の農民（MOCRI)、基盤整備事業の遂行を求めチアパス州政府職員９名を拘束。
8	山岳部のトラパネコ、海岸部のミステコ、先住民開発局長との会見で先住民の権利を十分に反映した法案制定を要請、プエブラ・パナマ計画を拒否。シナロア州で独自の先住民法制定の動き。
9	タバスコ州議会、先住民法案を採択（13⇔9）。和平全権委員車両がバスと衝突、死者８名、２名はヨンブレフ指導者、ラス・アベーハスのメンバー１名も含まれる。トラスカラ州知事、先住民法案に対する拒否権発動を表明。プエブラ州モルカシャク地区当局、州議会の先住民法案採択の違法性を告発。先住民開発局長、メルセー地区など首都在住の先住民を視察。 PRI の全国指導部、チアパス州のPRI 総裁と書記長を更迭。
10	政府、EZLNの指導部ににメッセージを送る。非政府組織や教会、サパティスタの釈放を要請。チアパス州のPRI 総裁と書記長、全国指導部の方針を無視、候補者擁立に障害。
11	1994年のEZLN蜂起以降、スパイ行為が強化されたことを暴露。先住民開発局長、先住民法案の議論を再会すべきと指摘。オアハカ、チアパス州知事、先住民法案否決を要請する書簡を６州の議会に送付。最高裁、プエブラ州議会の違憲行為についてのモルカシャク地区の訴えを採択。 PRD の上院議員代表、先住民法案の採択は誤りであったと自己批判。
12	ミチョアカン州議会（18⇔11）とナヤリー州議会（20⇔8）、先住民法案を採択。これで形式的には先住民法公布の条件は整ったことになる。 COCOPAと和平全権委員、先住民法案の批准・否決の状況や意味を分析する会合。
13	チアパス州知事、先住民法案の批准は先住民に敵対するものと指摘、再検討を要請。先住民開発局長、先住民法案には欠点が多すぎると強調。 PRD は最高裁に批准の有効性についての判断を求める。
14	情報分析局元メンバー、EZLN情報を流しCarlos Telloらに本を作成させたと証言。チアパス州選挙管理委員会、PRI への選挙資金交付を一時停止。憲法学者、2/3以上の賛成でない州の批准は無効と表明。タパチュラとトゥストラ司教区の司教任命。 25日間、工場への道路封鎖をしていたモスカスの元労働者を排除。
15	チアパス州のPRI の内紛収拾。
16	PRD 、国会と８州議会の先住民法批准の手続きの違法性を最高裁に告発。グアダルーペ・テペヤックにおいて社会開発省の活動に対する抵抗が目立つ。研究者、COCOPAに新しい先住民法案策定を要請。サンアンドレスのPRI 派の44共同体、習わし慣習に基づき10月の選挙候補者選出。ウニオン・フアレスの首長、公金流用で拘束。
17	チワワ州議会、先住民法案批准（27⇔3）。トラスカラ州で先住民法案批准に対する抗議行動。メヒコ司教協議会、対話再開はきわめて困難との見解。チアパス州選挙管理委員会、PRI への選挙資金交付を決定。
18	上院常設委員会、PANとPRIの賛成(26⇔6)で、先住民法案制定の作業終了と表明。ロベルト・バリオスの当局者、「平和と正義」の嫌がらせを告発。先住民開発局長、大統領の拒否権発動を議論するのはおかしいと表明。オアハカ、チアパス州知事、先住民法案への異議申し立てを共同で提出の方針。先住民移住者第１回集会、上院の先住民法案を拒否。
19	バハカリフォルニア州、先住民法案採択（20⇔2）。 COCOPA、上院常設委員会における先住民法案の批准を批判。全国鉱産業会、先住民法案による規制を危惧。
20	チアパス州の政府や社会組織、最高裁に先住民法批准の無効を求める訴訟準備。メヒコ州議会、上院常設委員会に議会での投票点検を要請。 PRD 、大統領に先住民法の公布をやめるよう要請。全権委員、サパティスタとの接触は当分無理と表明。国際赤十字、チアパス州の避難民は７千名と指摘。Ｖ・カランサのOCEZのメンバー、６月25日逮捕の３名の釈放を求めて州都でデモ。人権組織、７月９日のバス事故の死者への保障の約束を実行するよう要求。
21	PRI の州指導者、中央の介入に抗議して辞任、10地区で首長候補選出延期。。サンホセ（サモラ・ピコ・デ・オロ）のMOCRI メンバー、社会開発省役人６名拘束。
22	PAN セバージョス、最高裁が最終判断、大統領には拒否権はないと表明。チアパス州PRI 、106地区で首長候補選出、12地区延期。モンテ・リバノでマリファナ栽培容疑で拘束された３名を覆面組が解放。
23	PRD 、州議会で憲法の規定を満たした批准議決は10州のみと指摘。プエブラ州政府、先住民法案の違憲訴訟を提出したモルカシャック地区に圧力。 PRI 、95地区で首長候補選出、チアピージャ、ウエウエタンなど20地区延期。 11地区、42組織のコーヒー生産農民、支援基金を求めて、タパチュラで道路封鎖。
24	COCOPA、チアパスの和平計画を作成することで合意。オアハカの先住民フォーラムで、INI 司法局長、最高裁の裁定を期待と表明。セロ・ウエコの３名のサパティスタ囚人、ハンスト開始。州都の農業牧畜農村開発漁業食料省事務所を占拠の中央河谷の農民80名を排除拘束。Ｖ・カランサの農民、３名の釈放を求めて町役場を封鎖。
25	非政府組織、上院常設委員会承認の先住民法案に抗議。 INI 長官、先住民法案の改正の必要性を強調。プエブラ州北部山地先住民会議の参加者、先住民法案を批判。サンクリストバルとヤハロンの刑務所でサパティスタ支持の67名ハンスト開始。州知事、農村部の公的資金援助に多大な不正があることを指摘。ピチュカルコのカカオ栽培者、モトシントラのコーヒー栽培者、援助を求めデモ。
26	マサウァの２共同体、先住民法案の公布に反対。 PRI バルトレット、大統領に先住民法を早急に連邦官報で発表するよう要求。チアパス州知事、ピコ・デ・オロで６名解放しないなら公権力行使と通告、指導者たちは前知事代行の便宜を享受したものと指摘。
27	300 名の警官動員、ピコ・デ・オロで拘束の６職員解放、63名逮捕、行方不明９名。平和行動キリスト者集団の11名、暴力の停止を求めて監視活動を開始。４月19日の８名の殺人容疑でＶ・カランサの３名の兄弟の裁判開始。
28	MOCRI 、６名救出作戦における警察の行きすぎを批判。サンクリストバル司教、先住民法案の再考を国会議員に要請。
29	チアパス州選挙で PRI全国執行委員会作成の候補者リストに州執行部反発。
30	COCOPAのPAN 議員、対話が無理なら、EZLNメンバーの逮捕命令再提出すべきと主張。抵抗する市民社会地域調整委員会、４ヵ所で主要道路を８時間封鎖。 PRI 、州選挙で全国執行委員会と州執行部が別の候補者リストを提出。マルケス・デ・コミージャスで逮捕の69名のうち16名を釈放。チャムーラの当局者、クストンのOPEACHの７名拘束。
31	オアハカ州政府、最高裁による違憲判断を要請。サンペドロ・デ・ミチョアカン自治地区、27日のサンホセ区エヒードのサパティスタ６名の逮捕を批判、MOCRI との関係を否定。連邦検察庁、サパティスタへの逮捕状再発行はしないと表明。セロ・ウエコの３名のサパティスタ囚人、ハンスト中止。クストンの拘束されたOPEACHの７名釈放。