サパティスタ日々の出来事2001年3月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	サパティスタ、サンフアン・デル・リオ付近でブレーキ不良のバス追突事故、警護のバイク警官死亡、EZLN、交通事故が事故か襲撃かを明らかにするよう要請。 CNIの会議のテーマに農地紛争を含めるよう要請があいつぐ。大統領、首都行進を歓迎の意向表明。人権組織、ヤハロンの64家族に土地を返却するよう要請。
2	サパティスタ、アカンバロ、シナペクアロ、ウルアパンなどを経由してヌリ到着。大統領、先住民民族の裁判費用としてTelmex財団１千万ペソ拠出を報告。 ONG、上院での先住民法案採択を求める署名活動開始
3	第３回先住民議会開始（27州、40先住民族から3383人参加、オブザーバー6473名）代表団、COCOPA法案は議論検討の対象ではないと表明、先住民指導者殺害に関する真相糾明委員会設置、首都行進への同行を発表。大統領、COCOPA法案は議論検討の対象であると表明。上院議員、CNDH、収監先住民について検証開始、先住民言語通訳要請計画を発表。アステカ・スタジアムでチアパス和平ロックコンサートをテレビ放映。 UNAMではコンサート反対集会。
4	第３回先住民議会終了、全国規模での自治を求める平和的蜂起を提起。フェルナンド・ヤネス仲介委員、COCOPAの委員４名と会見。連邦検察庁、チアパスでの麻薬栽培摘発継続を表明。メヒコ市で「ビブラ・ボタン・サパタ」コンサート、2.5万人参加。。
5	サパティスタ、シタクアロ、テモアヤ、トルーカ経由でメテペック到着。 COCOPA、フェルナンド・ヤネス仲介委員が実務遂行できる環境整備を政府に要請。 1995年以来、1.5万人のこどもが自治小学校に就学。
6	サパティスタ、クエルナバカを経由し、テポストラン到着 PRIは大統領提出の先住民法案を承認する方針。チアパス州のコーヒー生産者、援助不履行に抗議の方針。モレリア・エヒード(マルガリータス)のCIOAC、襲撃の農民２名拘束。
7	サパティスタ、クアウトラを経由して、イグアラ到着。 COCOPA、EZLNとの会合に関する詳細協議、直接対話受諾。 INI、先住民関連計画に1.5億ペソを拠出の方針。 PAN委員の一部、COCOPA法案に異議。サパティスタ、PRD指導部との直接会見拒否。 ARIC-IDの農民50家族、ナハーの生物保護区100haに侵入。
8	サパティスタ、アネネクウルコ、クアウトラ経由でミルパアルタ到着。国会の内務・安全保障委員会、内務大臣との会合で法案の早期採択はないと表明。 INIとCIESAS、先住民言語研究機関の創設を推進。チアパス州知事、最後の19名釈放（累計77名釈放、逮捕状撤回７名、計84名が自由の身）、担当弁護士、15名が未釈放と指摘。海岸部農民５千人、タパチュラでPROGRESA資金を求めて抗議行動アクテアル事件関与の警察官１名下獄。
9	サパティスタ、ミルパ・アルタ滞在、先住民法が承認されるまで首都に滞在と表明。大統領、サパティスタを大統領官邸に招待、サパティスタは拒否。メヒコ市長、サパティスタは自由に首都滞在可能と表明。常設農地議会(CAP)、サパティスタの大義支持表明。 1998年２月強制退去のミチェル・シャントー神父らのメヒコ再訪認可の方針。フェルナンド・ヤネス仲介委員、PT、PVEMにCOCOPA法案支持を要請。ダニエラ・ミッテラン、ジョゼ・ボベ（フランスの農民運動家）らメヒコ到着。
10	サパティスタ、ショチミルコ到着、大統領に軍隊の撤退など３条件の遂行要求。 EPR、先住民の権利に関してEZLNを支援するメッセージ。 PRI、先住民法案の充実のため民族集団との協議実施を表明。サパティスタの囚人14名釈放、合計86名。女性グループ、COCOPA法案の不十分性を指摘。ペトラシンゴで「平和と正義」のメンバー、州警官と衝突。
11	サパティスタ、ソカロ到着、20万人が歓迎、権力を目指すものでないと表明。首都での滞在場所はENAH、２千名の教職員学生が警備。支持者の滞在場所はUNAM付近に設営のアグアスカリエンテス。ラス・アベーハスのメンバー、アクテアルで連帯行動。グアテマラのマヤ・シンカ・ガリフナ長老全国協議会、EZLNにメッセージ。 PRIの先住民事業事務局長、PRIが保守的な対応をすれば離党すると通告。
12	COCOPA、サパティスタとの28ヵ月ぶりの会合、審査委員20名と会合を提案。サパティスタ、クイクイルコで知識人との集会。ソカロで若者たち６万人が集会。先住民族開発局長、自治を主権と混同する論調を批判。ビジャ人民革命軍中央コマンド、サパティスタを支持するコミュニケ。セロ・ウエコに収監の500名前後の社会運動家についての逮捕命令の検証開始。タカナ火山麓のマム系先住民共同体、パベンクル自治地区の設立表明。
13	EZLN、CNIとも議会側提案の会合方式(上下院10名ずつの審査委員と会合)を拒否。サパティスタ、政府との直接対話をする用意はないと表明。 PAN、PRIの強硬派は国会議事堂の演壇にサパティスタが登壇することを拒否。 UNAMでサパティスモに関するフォーラム。先住民民女性全国調整委員会(CNMI)、男女平等、女性に対する悪習排除をCOCOPA法案に組み込むよう要請。 CNPR、COCOPA法案が通過すれば、土地侵入や紛争が多発と警告。 PRI以外の政党、チアパス州選挙管理委員会の10月の選挙への片寄った姿勢批判。 INI、先住民共同体における出生率を逓減させる方針を発表。
14	COCOPAやCEM、EZLNと議会に非難合戦を止めるように要請。憲法と先住民の権利に関する国際フォーラム。５月広場の母親の代表、サパティスタに武器を捨てないように助言。 PRI、先住民問題に関する見解発表、先住民議員は一部の保守派を批判。 COPARMEX代表、COCOPA先住民法案を採択しないよう要請。８名の元サパティスタ囚人、前知事代行を名誉毀損で告発。
15	EZLN、メヒコ議会が意見を聴こうとしないなら欧州議会へ代表派遣を検討。 EZLN、グアダルーペ・テペヤックやガルーチャで軍の監視活動強化と批判。 EZLN、労働運動の代表団と会合。 PAN、マルコスの国会演説の可能性を否定。 COCOPA法案に関する専門家や国会議員のフォーラム開始（～30日）。先住民開発局長、先住民法案の一貫性を検証するよう要請。ルイス・ビジョロ、アイデンティティの問題不在がCOCOPA法案の欠陥と指摘。マム系先住民、パベンクル自治地区の認知を州政府に要請。大統領の農村開発法案拒否に対して農民や議員の反発。エル・カリサル(アルタミラーノ)で爆発が起きる。
16	EZLN、工科大学訪問、５千人歓迎。労働組合、EZLNの国会での意見表明を要求してデモ。入管、工科大学での報道機関代表者への嫌がらせに関して30名の外国人を召喚。オアハカ州知事、EZLNの国会での意見表明支持。
17	EZLN、ENAHでの文化活動に参加。
18	EZLN、CNIのメンバー、メヒコ盆地の村々を訪問。「５月広場の母たち」の代表、国際集会でチアパスの現状を代弁することを表明。チェ・ゲバラ自治地区当局、エル・カリサルで衝突に対する危惧表明。ソカロで第６回女性フェリアに関して、労働大臣、女性労働者は男勝りと発言。 CNC、各地域ごとに先住民自治の定義を定める作業を指示。
19	EZLN、３月22日に市民社会との会合後、翌23日にチアパスに帰る予定と表明。 COCOPA委員の一部、チアパスに帰る方針を再考するよう要請。 EZLN、ミルパ・アルタ、ショチミルコ区の23のエヒード訪問、アナウァック先住民族連合と会合。企業家調整協議会、EZLNとの対話を拒む議会に不満表明。エウセバ川の軍建物の一部撤去。
20	大統領、３つの軍基地の撤去（先住民共同体開発センターに改編）とサパティスタ囚人釈放を予告、サパティスタ代表団に会見を申し出る。上院のPAN、PRIの議会運営委員、EZLNへの国会提供に反対、大統領提案を批判。企業家連合、サパティスタのチアパス帰還の方針に外国人（ミッテラン夫人やイタリアの白い猿グループ）の干渉があると批判。 EZLN、UAMの３キャンパスをを訪問、「ドゥリート」の演説。「平和と正義」、ティラ地区でサパティスタ支持の農民殺害
21	EZLN、UNAMを訪問、大統領は３つの条件を満たしていないと指摘。国会の両院協議会、国会での対話の枠組みを協議するためEZLNとの会見を提案。 COCOPA、EZLNの国会使用を認めようとしない議会の一部の対応を批判。和平調整委員、大統領書簡をEZLNに手渡す。エウセバ川の軍基地撤去。サンルイス・ポトシ州のパメ、テネク、ナウァ、憲法に自治を盛込むよう要請。 14名のエコロジスト、COCOPA法案採択を要請。文部省、先住民子弟を教える教師への教材配布の非効率を指摘。
22	下院がサパティスタの国会での意見表明を認める決議（賛成220⇔反対210）、上院は否決（賛成47⇔反対52）。 EZLN、国会前のお別れ集会で下院の対話要請を受諾すると表明。夜に500名のサパティスタ支持者、人種差別的な国会議員に対する抗議。欧州議会の社会党議員、ブリュッセルでのEZLNとの会合を提起。サンクリストバル市で、1500名の農場主・小農・エヒード農、COCOPA法案を採択しないよう抗議行動。カルデニスタ農民センター、農業開発法拒否は先住民問題への無関心と批判。 ARIC-ID、ラス・タサスで結成13周年集会、90共同体から3500名参加。軍の要員、撤去したエウセバ川の軍基地の監視継続。連邦・州政府、渓谷部で1995年から実施されていた地域開発計画の消滅を公表。
23	EZLN、３条件の実行のシグナルが満たされただけと表明。 EZLNの国会での意見表明の手順画定(３月28日、11～15時)。ガルーチャから 150名の兵員退去。サパティスタ囚人４名釈放、弁護士は11名(タバスコ、ケレタロ含)未釈放と指摘。国際赤十字、チアパスの避難民支援継続。上院のPRI 派議員、COCOPA法案支持の方針。
24	CNI、EZLNとともに国会議員を説得する姿勢を表明。ガルーチャ撤退の兵士、パティウィツに移動。サパティスタ囚人４名釈放。パブロ・サラサール知事、100 日間の成果発表。ピチュカルコで給料値上げ要求の清掃労働者の抗議行動、26名逮捕、３名負傷。
25	EZLN、市民社会あてのメッセージで国会に結集することを要請。チアパス州裁判所、前長官に対する処罰を停止、知事を批判。
26	グアダルーペ・テペヤック、エウセバ川の軍基地を撤退し、先住民共同体開発センターに改編する大統領布告。 PAN、EZLNが意見表明する国会へ出席しないことを議員に通達。先住民法案をめぐる大統領とPAN の対立は法案通過に障害となると危惧。 EZLN、下院が28日の国会への招待者（死者、収監者も含む、ニカラグアのミルナ・カニングハム、エクアドルのアントニオ・バルガス)220名を発表。サパティスタ囚人１名釈放、ケレタロ州知事は釈放拒否。上院で憲法の統合的見直しフォーラム開催(～27日)。テペウァ、COCOPA法案承認を要請。
27	差別防止研究市民委員会発足。上院フォーラムでカマチョ・ソリス、マルコ・アントニオ・ベルナル、エミリオ・ラバサら元チアパス和平委員らCOCOPA法案の承認を要請、反対したのはアルトゥロ・バルマンのみ。企業家調整協議会、社会主義的傾向阻止のため先住民法案の検討に参加表明。 CNDH委員長、先住民法案の諸概念の明確化の必要性を強調。 EZLNの国会での意見表明はテレビ中継の予定。入管、米国人に３度目の呼び出し。ピチュカルコで給料値上げ要求の清掃労働者16名逮捕。
28	EZLNエステル、ダビ、タチョ、セベデオ司令官、CNI フアン・チャべス(プレペチャ)、アデルフォ・レヒーノ(ミヘ)、マリア・デ・ヘスス・パトリシオ(ナウァ)、国会で意見表明、チアパス州知事サラサールも意見表明、PAN委員２名出席。マルコス副司令官は国会外の集会（オスカル・チャベスら参加)に参加。３つの条件の実施検証に関しヤニェス接触委員とアルバレス全権委員と会談。ピヒハパンで地区治安委員会のパトロールカー焼失。ケレタロ州で先住民法案採択。
29	EZLNのメヒコ市からの送別式、CNI代表団も出発。アルバレス全権委員、グアダルーペ・テペヤック、エウセバ川の軍基地視察。大統領、サパティスモは社会運動として認知。 INI、内務省レベルに昇格することを検討。 PAN、行政地区自治法に拘泥することなく、COCOPA法案を検討すると表明。北部地区の先住民、診療所の設置を要求。民衆都市居住者独立社会ブロック、タパチュラで PANの姿勢を批判する抗議行動。ケレタロ州知事、サパティスタ釈放を協議の予定。
30	EZLN代表団、メヒコ市出発、オアハカ市に到着、希望を手にチアパスに向かう。 PRI 委員、COCOPA法案を変更なしに採択するよう要請。社会開発省、軍基地を壊さず、開発センターに転用の方針表明。大統領、先住民開発協議会(先住民開発局、INI、民衆文化庁、先住民教育局、CNDHの代表、専門家などで構成）の創設を提唱。元EZLN顧問コンスエロ・サンチェス、先住民自治を具体化する必要性を指摘。
31	サパティスタ代表団、フチタン到着。サンクリストバル司教、先住民法案の採択を政党に呼び掛ける。

1	サパティスタ、サンフアン・デル・リオ付近でブレーキ不良のバス追突事故、警護のバイク警官死亡、EZLN、交通事故が事故か襲撃かを明らかにするよう要請。 CNIの会議のテーマに農地紛争を含めるよう要請があいつぐ。大統領、首都行進を歓迎の意向表明。人権組織、ヤハロンの64家族に土地を返却するよう要請。
2	サパティスタ、アカンバロ、シナペクアロ、ウルアパンなどを経由してヌリ到着。大統領、先住民民族の裁判費用としてTelmex財団１千万ペソ拠出を報告。 ONG、上院での先住民法案採択を求める署名活動開始
3	第３回先住民議会開始（27州、40先住民族から3383人参加、オブザーバー6473名）代表団、COCOPA法案は議論検討の対象ではないと表明、先住民指導者殺害に関する真相糾明委員会設置、首都行進への同行を発表。大統領、COCOPA法案は議論検討の対象であると表明。上院議員、CNDH、収監先住民について検証開始、先住民言語通訳要請計画を発表。アステカ・スタジアムでチアパス和平ロックコンサートをテレビ放映。 UNAMではコンサート反対集会。
4	第３回先住民議会終了、全国規模での自治を求める平和的蜂起を提起。フェルナンド・ヤネス仲介委員、COCOPAの委員４名と会見。連邦検察庁、チアパスでの麻薬栽培摘発継続を表明。メヒコ市で「ビブラ・ボタン・サパタ」コンサート、2.5万人参加。。
5	サパティスタ、シタクアロ、テモアヤ、トルーカ経由でメテペック到着。 COCOPA、フェルナンド・ヤネス仲介委員が実務遂行できる環境整備を政府に要請。 1995年以来、1.5万人のこどもが自治小学校に就学。
6	サパティスタ、クエルナバカを経由し、テポストラン到着 PRIは大統領提出の先住民法案を承認する方針。チアパス州のコーヒー生産者、援助不履行に抗議の方針。モレリア・エヒード(マルガリータス)のCIOAC、襲撃の農民２名拘束。
7	サパティスタ、クアウトラを経由して、イグアラ到着。 COCOPA、EZLNとの会合に関する詳細協議、直接対話受諾。 INI、先住民関連計画に1.5億ペソを拠出の方針。 PAN委員の一部、COCOPA法案に異議。サパティスタ、PRD指導部との直接会見拒否。 ARIC-IDの農民50家族、ナハーの生物保護区100haに侵入。
8	サパティスタ、アネネクウルコ、クアウトラ経由でミルパアルタ到着。国会の内務・安全保障委員会、内務大臣との会合で法案の早期採択はないと表明。 INIとCIESAS、先住民言語研究機関の創設を推進。チアパス州知事、最後の19名釈放（累計77名釈放、逮捕状撤回７名、計84名が自由の身）、担当弁護士、15名が未釈放と指摘。海岸部農民５千人、タパチュラでPROGRESA資金を求めて抗議行動アクテアル事件関与の警察官１名下獄。
9	サパティスタ、ミルパ・アルタ滞在、先住民法が承認されるまで首都に滞在と表明。大統領、サパティスタを大統領官邸に招待、サパティスタは拒否。メヒコ市長、サパティスタは自由に首都滞在可能と表明。常設農地議会(CAP)、サパティスタの大義支持表明。 1998年２月強制退去のミチェル・シャントー神父らのメヒコ再訪認可の方針。フェルナンド・ヤネス仲介委員、PT、PVEMにCOCOPA法案支持を要請。ダニエラ・ミッテラン、ジョゼ・ボベ（フランスの農民運動家）らメヒコ到着。
10	サパティスタ、ショチミルコ到着、大統領に軍隊の撤退など３条件の遂行要求。 EPR、先住民の権利に関してEZLNを支援するメッセージ。 PRI、先住民法案の充実のため民族集団との協議実施を表明。サパティスタの囚人14名釈放、合計86名。女性グループ、COCOPA法案の不十分性を指摘。ペトラシンゴで「平和と正義」のメンバー、州警官と衝突。
11	サパティスタ、ソカロ到着、20万人が歓迎、権力を目指すものでないと表明。首都での滞在場所はENAH、２千名の教職員学生が警備。支持者の滞在場所はUNAM付近に設営のアグアスカリエンテス。ラス・アベーハスのメンバー、アクテアルで連帯行動。グアテマラのマヤ・シンカ・ガリフナ長老全国協議会、EZLNにメッセージ。 PRIの先住民事業事務局長、PRIが保守的な対応をすれば離党すると通告。
12	COCOPA、サパティスタとの28ヵ月ぶりの会合、審査委員20名と会合を提案。サパティスタ、クイクイルコで知識人との集会。ソカロで若者たち６万人が集会。先住民族開発局長、自治を主権と混同する論調を批判。ビジャ人民革命軍中央コマンド、サパティスタを支持するコミュニケ。セロ・ウエコに収監の500名前後の社会運動家についての逮捕命令の検証開始。タカナ火山麓のマム系先住民共同体、パベンクル自治地区の設立表明。
13	EZLN、CNIとも議会側提案の会合方式(上下院10名ずつの審査委員と会合)を拒否。サパティスタ、政府との直接対話をする用意はないと表明。 PAN、PRIの強硬派は国会議事堂の演壇にサパティスタが登壇することを拒否。 UNAMでサパティスモに関するフォーラム。先住民民女性全国調整委員会(CNMI)、男女平等、女性に対する悪習排除をCOCOPA法案に組み込むよう要請。 CNPR、COCOPA法案が通過すれば、土地侵入や紛争が多発と警告。 PRI以外の政党、チアパス州選挙管理委員会の10月の選挙への片寄った姿勢批判。 INI、先住民共同体における出生率を逓減させる方針を発表。
14	COCOPAやCEM、EZLNと議会に非難合戦を止めるように要請。憲法と先住民の権利に関する国際フォーラム。５月広場の母親の代表、サパティスタに武器を捨てないように助言。 PRI、先住民問題に関する見解発表、先住民議員は一部の保守派を批判。 COPARMEX代表、COCOPA先住民法案を採択しないよう要請。８名の元サパティスタ囚人、前知事代行を名誉毀損で告発。
15	EZLN、メヒコ議会が意見を聴こうとしないなら欧州議会へ代表派遣を検討。 EZLN、グアダルーペ・テペヤックやガルーチャで軍の監視活動強化と批判。 EZLN、労働運動の代表団と会合。 PAN、マルコスの国会演説の可能性を否定。 COCOPA法案に関する専門家や国会議員のフォーラム開始（～30日）。先住民開発局長、先住民法案の一貫性を検証するよう要請。ルイス・ビジョロ、アイデンティティの問題不在がCOCOPA法案の欠陥と指摘。マム系先住民、パベンクル自治地区の認知を州政府に要請。大統領の農村開発法案拒否に対して農民や議員の反発。エル・カリサル(アルタミラーノ)で爆発が起きる。
16	EZLN、工科大学訪問、５千人歓迎。労働組合、EZLNの国会での意見表明を要求してデモ。入管、工科大学での報道機関代表者への嫌がらせに関して30名の外国人を召喚。オアハカ州知事、EZLNの国会での意見表明支持。
17	EZLN、ENAHでの文化活動に参加。
18	EZLN、CNIのメンバー、メヒコ盆地の村々を訪問。「５月広場の母たち」の代表、国際集会でチアパスの現状を代弁することを表明。チェ・ゲバラ自治地区当局、エル・カリサルで衝突に対する危惧表明。ソカロで第６回女性フェリアに関して、労働大臣、女性労働者は男勝りと発言。 CNC、各地域ごとに先住民自治の定義を定める作業を指示。
19	EZLN、３月22日に市民社会との会合後、翌23日にチアパスに帰る予定と表明。 COCOPA委員の一部、チアパスに帰る方針を再考するよう要請。 EZLN、ミルパ・アルタ、ショチミルコ区の23のエヒード訪問、アナウァック先住民族連合と会合。企業家調整協議会、EZLNとの対話を拒む議会に不満表明。エウセバ川の軍建物の一部撤去。
20	大統領、３つの軍基地の撤去（先住民共同体開発センターに改編）とサパティスタ囚人釈放を予告、サパティスタ代表団に会見を申し出る。上院のPAN、PRIの議会運営委員、EZLNへの国会提供に反対、大統領提案を批判。企業家連合、サパティスタのチアパス帰還の方針に外国人（ミッテラン夫人やイタリアの白い猿グループ）の干渉があると批判。 EZLN、UAMの３キャンパスをを訪問、「ドゥリート」の演説。「平和と正義」、ティラ地区でサパティスタ支持の農民殺害
21	EZLN、UNAMを訪問、大統領は３つの条件を満たしていないと指摘。国会の両院協議会、国会での対話の枠組みを協議するためEZLNとの会見を提案。 COCOPA、EZLNの国会使用を認めようとしない議会の一部の対応を批判。和平調整委員、大統領書簡をEZLNに手渡す。エウセバ川の軍基地撤去。サンルイス・ポトシ州のパメ、テネク、ナウァ、憲法に自治を盛込むよう要請。 14名のエコロジスト、COCOPA法案採択を要請。文部省、先住民子弟を教える教師への教材配布の非効率を指摘。
22	下院がサパティスタの国会での意見表明を認める決議（賛成220⇔反対210）、上院は否決（賛成47⇔反対52）。 EZLN、国会前のお別れ集会で下院の対話要請を受諾すると表明。夜に500名のサパティスタ支持者、人種差別的な国会議員に対する抗議。欧州議会の社会党議員、ブリュッセルでのEZLNとの会合を提起。サンクリストバル市で、1500名の農場主・小農・エヒード農、COCOPA法案を採択しないよう抗議行動。カルデニスタ農民センター、農業開発法拒否は先住民問題への無関心と批判。 ARIC-ID、ラス・タサスで結成13周年集会、90共同体から3500名参加。軍の要員、撤去したエウセバ川の軍基地の監視継続。連邦・州政府、渓谷部で1995年から実施されていた地域開発計画の消滅を公表。
23	EZLN、３条件の実行のシグナルが満たされただけと表明。 EZLNの国会での意見表明の手順画定(３月28日、11～15時)。ガルーチャから 150名の兵員退去。サパティスタ囚人４名釈放、弁護士は11名(タバスコ、ケレタロ含)未釈放と指摘。国際赤十字、チアパスの避難民支援継続。上院のPRI 派議員、COCOPA法案支持の方針。
24	CNI、EZLNとともに国会議員を説得する姿勢を表明。ガルーチャ撤退の兵士、パティウィツに移動。サパティスタ囚人４名釈放。パブロ・サラサール知事、100 日間の成果発表。ピチュカルコで給料値上げ要求の清掃労働者の抗議行動、26名逮捕、３名負傷。
25	EZLN、市民社会あてのメッセージで国会に結集することを要請。チアパス州裁判所、前長官に対する処罰を停止、知事を批判。
26	グアダルーペ・テペヤック、エウセバ川の軍基地を撤退し、先住民共同体開発センターに改編する大統領布告。 PAN、EZLNが意見表明する国会へ出席しないことを議員に通達。先住民法案をめぐる大統領とPAN の対立は法案通過に障害となると危惧。 EZLN、下院が28日の国会への招待者（死者、収監者も含む、ニカラグアのミルナ・カニングハム、エクアドルのアントニオ・バルガス)220名を発表。サパティスタ囚人１名釈放、ケレタロ州知事は釈放拒否。上院で憲法の統合的見直しフォーラム開催(～27日)。テペウァ、COCOPA法案承認を要請。
27	差別防止研究市民委員会発足。上院フォーラムでカマチョ・ソリス、マルコ・アントニオ・ベルナル、エミリオ・ラバサら元チアパス和平委員らCOCOPA法案の承認を要請、反対したのはアルトゥロ・バルマンのみ。企業家調整協議会、社会主義的傾向阻止のため先住民法案の検討に参加表明。 CNDH委員長、先住民法案の諸概念の明確化の必要性を強調。 EZLNの国会での意見表明はテレビ中継の予定。入管、米国人に３度目の呼び出し。ピチュカルコで給料値上げ要求の清掃労働者16名逮捕。
28	EZLNエステル、ダビ、タチョ、セベデオ司令官、CNI フアン・チャべス(プレペチャ)、アデルフォ・レヒーノ(ミヘ)、マリア・デ・ヘスス・パトリシオ(ナウァ)、国会で意見表明、チアパス州知事サラサールも意見表明、PAN委員２名出席。マルコス副司令官は国会外の集会（オスカル・チャベスら参加)に参加。３つの条件の実施検証に関しヤニェス接触委員とアルバレス全権委員と会談。ピヒハパンで地区治安委員会のパトロールカー焼失。ケレタロ州で先住民法案採択。
29	EZLNのメヒコ市からの送別式、CNI代表団も出発。アルバレス全権委員、グアダルーペ・テペヤック、エウセバ川の軍基地視察。大統領、サパティスモは社会運動として認知。 INI、内務省レベルに昇格することを検討。 PAN、行政地区自治法に拘泥することなく、COCOPA法案を検討すると表明。北部地区の先住民、診療所の設置を要求。民衆都市居住者独立社会ブロック、タパチュラで PANの姿勢を批判する抗議行動。ケレタロ州知事、サパティスタ釈放を協議の予定。
30	EZLN代表団、メヒコ市出発、オアハカ市に到着、希望を手にチアパスに向かう。 PRI 委員、COCOPA法案を変更なしに採択するよう要請。社会開発省、軍基地を壊さず、開発センターに転用の方針表明。大統領、先住民開発協議会(先住民開発局、INI、民衆文化庁、先住民教育局、CNDHの代表、専門家などで構成）の創設を提唱。元EZLN顧問コンスエロ・サンチェス、先住民自治を具体化する必要性を指摘。
31	サパティスタ代表団、フチタン到着。サンクリストバル司教、先住民法案の採択を政党に呼び掛ける。