サパティスタ日々の出来事2000年11月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	次期大統領補佐団、チアパス紛争に対応する戦略は12月１日に表明。人権組織、「平和と正義」に関与している人物の徹底究明を要請。ポンテウィツ(サンアンドレス)の家族、共同墓地で銃撃される。
2	第７軍管区前将軍、準軍事組織の存在、自身の関与を否定。「平和と正義」、３地区で決起集会。
3	ＯＮＧ、第７軍管区前将軍の発言を否定。
4	米国の新聞記者、第７軍管区前将軍は準軍事組織の組織化に関与を指摘。次期州知事、準軍事組織関係者の調査なしには和解は成立しないと表明。
5	次期大統領、12月１日にCOCOPA案を議会に提出と表明。ラス・アベーハス、ポロォ自治当局、準軍事組織の嫌がらせを告発。
6	サンマヌエルの帰順した自称元EZLNメンバー11名、政府対応に抗議ハンスト開始。ヌエボ・パライソ(Ｖ・カランサ)襲撃事件に関与したサンバルトロメ・デ・ロス・リャノス連盟の18名、釈放。シナカンタンで２千名が首長交替を要求して役場占拠。
7	ARIC独立派の呼び掛けでアマドール・エルナンデスで非軍事化、先住民族、開発と生物多様性フォーラム、約20組織参加。第58国会のCOCOPAのメンバーの確定。牧場主 200名、６万haの土地の返還を求めて州都で座込み。アクテアル虐殺事件に関与で逮捕の90名の先住民、裁判ではなく議会検討を要請。
8	「平和と正義」のメンバー、新知事就任式を妨害の計画。 PRD 議員、アマドール・エルナンデスの収容地を返還するよう大統領に要求。新選挙管理審議会のメンバー、前メンバーの不在中に選挙管理事務所を占拠。
9	人種主義、差別、非寛容に関するメヒコ・中米フォーラム開催モイセス・ガンジーやモレリアの上空を軍のヘリコプターが低空飛行。サンマヌエルに準軍事組織侵入。ヒトトル役場占拠に対抗し、PRD 派農民結集。
10	第58期国会COCOPA発足。モイセス・ガンジーに軍侵入を試みる。ロベルト・バリオスの軍検問所で住民嫌がらせ。
11	約１千名のPEP 、準軍事組織の摘発に25地区で12月初旬まで出動。
12	連邦検察庁の火器摘発捜査、ロス・チョロスの住民によって阻止され、20名負傷。次期大統領、PEP のチアパス派遣を承認。非正規歩兵部隊（CINE)、チアパスで６ヵ所（サルト・デ・アグア、アルタミラーノ、マラビージャ・テネハパ、チアパス・ヌエボ、ボカ・デ・ラカントゥン、アマ・ドール・エルナンデス)に駐留。
13	連邦検察庁、チンチュリネスと関係する元議員らを一時拘束。モイセス・ガンジー、軍の侵入を阻止。
14	チンチュリネスと関係容疑の元議員１名、ロス・チョロスで逮捕の１名が嫌疑不十分で釈放。CNDH、ロス・チョロスでの連邦検察庁の作戦を調査。
15	サンクルストバル司教、アクテアル事件の再発を危惧。国会防衛委員会議員、チアパスの５箇所を緊急を視察。
16	ANIPAの全国集会(～18日)、次期大統領に接近した部分を批判。チェナロォのPRI 派の地区役員、避難民を攻撃しないという協定に合意。９名(タピルラ、アルタミラーノ、シナカンタンなど)の首長、公金流用容疑調査。
17	70の先住民農民組織(ARIC,CIOAC,RAP,COAOなど)、和解に向けた条件を模索。タパチュラで大豆生産者など国道封鎖。
18	ベニート・フアレス(コンコルディ地区)の農民、カシケの 600ha農地略奪を告発。イトゥアルテ神父、準軍事組織に対する挑発行為を避けるよう要請。
19	「2000年記念巡礼行進」、ベラクルスに到着。
20	次期大統領、チアパスでの恩赦を予定という観測。州知事代行も国会に要請。 CNPI、ベラクルス州での土地問題解決要求のソカロでの２週間のハンスト終了。
21	第２次国内外市民和平監視団（５～８月調査）、報告書を提出。 COCOPAのPAN、PRD委員、チアパスの恩赦に否定的態度表明。チアパス州のPRI派議員、国会に恩赦を要請。
22	司教区、次期大統領によるチアパスでの全面恩赦に反対。 COCOPA、チアパス高地の作戦について検事総長に会見要求。国家改革研究委員会、次期大統領に 180の提案。
23	上院、南部地域に対するイニシアティブ案提出。イタリアの支援組織、ラ・レアリダーで発電装置設置予定。
24	チアパス和平交渉委員に任命のPANのCOCOPA委員、EZLNの沈黙に理解。農地改革省、チアパスの未解決の農地問題について報告。先住民族開発委員にイダルゴ州のオトミ女性を任命。プエブラ、ヤシュヘメル（ポロォ）で準軍事組織による発砲事件。
25	「2000年記念巡礼行進」、次期大統領に信頼はおけないと表明。
26	次期知事、セバドゥア・ゴンサレスを事務総長に任命。ソカロで「チアパス、平和のために手を」フェスティバル開催。カナダの人権オンブスマン、チアパス訪問。
27	首都、モレロス、メヒコ州の先住民族、第１回アナウァク民族会議開催。　　　オアハカで「先住民組織と新しい政府コロキウム」開催。
28	チアパス和平交渉委員、チアパス州の軍要員は多すぎると指摘。知事代行、最終報告で準軍事組織との関与を否定。　　　　　　　　　　　　　退任するラバサ調整官、マルコスとの戦いに勝ったと表明。
29	マルコス、セディージョ大統領宛の書簡で「悪夢」の６年と表明。 12月２日に新政府への対応を表明と発表。　　　　　　　　　　　　　　　　　 COCOPA、ラバサ調整官の意見に異議表明。次期知事、検事総長に軍人起用を批判。人権組織、北部地区でのチンチュリネスの再組織化を指摘。ヤシュヘメル（ポロォ）で準軍事組織によるサパティスタ支持者への発砲事件。
30	次期知事、EZLNに州の新計画参加を要請。入管、イタリアの発電施設提供チームに召喚状。　テオティワカン・デル・バジェ(モトツィントラ)で農民３名負傷