サパティスタ日々の出来事2000年8月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	元CNOP指導者、サラサール支持を表明。サンマヌエルのサパティスタ支持者、ラ・プロビデンシアのPRI派農民３名拘束。
2	両候補、選挙はチアパスの未来にとって重要と表明。
3	サンマヌエルのサパティスタ支持者、拘束農民の釈放をめぐって州政府との接触。サラサール、PRI派による名誉毀損を告発。平和と正義、「土地と自由」（ヤハロン）のサパティスタ支持者の家を焼く。
4	サンマヌエルでの交渉開始せず。サヤロォでのダビの遊説で小競り合い。平和と正義とおぼしき準軍事組織、エル・パライソ(ヤハロン)の60家族を追放。
5	サンマヌエルのサパティスタ、PRI派濃民との交渉を拒否。サラサール、サヤロォでのダビの遊説で小競り合いは自作自演と批判。
6	CDHFBC、エル・パライソの準軍事組織の調査を要請。
7	SEMARNAP、SRA、モンテス・アスレスのARIC-ID派の住民との交渉開始。サンマヌエルのサパティスタとPRI派濃民との交渉開始、１名は未だ拘留。 PANのCOCOPA委員、EZLNとの接触は始まっていないと表明。エル・パライソの準軍事組織、グルーポ・マヤは元警官で組織。
8	エル・パライソの住民、CNDHのキャンプ設置を要請。十一月二十日(ラス・マルガリータス)のPRI支持者、反対派候補支持の10名を拘束。
9	軍と警察、エル・パライソの準軍事組織の構成者30名を捜索。海岸部の11地区のコーヒー生産者、タパチュラの役場占拠。
10	国際先住民族の日、ラス・アベーハス、アクテアル事件究明を要求。エル・パライソの農地紛争に関する提案、両者拒否。次期大統領、紛争地域からの軍撤退を考慮。
11	次期大統領、モンテビデオでチアパス紛争は地域問題と表明。アマドール・エルナンデスの軍の占有地は１年間で５haに拡大。軍と警察、「土地と自由」（ヤハロン）に進駐。
12	州検察庁、サヤロォでダビ候補攻撃の７名に逮捕状。ヌエボ・パボリアル（オコシンゴ）でサパティスタ支持者とPRI派農民衝突、４名負傷、PRI派の20家族がARIC－PRIの事務所に避難。サムエル・ルイス、PRI派がチアパスの宗教紛争をあおっていると批判。
13	サラサール、選挙実施の保障を要請。ダビ、EZLNに選挙権行使の保障を要請。
14	トゥストラで警官の賃上げ要求スト。
15	COAO、次期大統領に軍の兵舎帰還の指示を要請。リゴベルタ・メンチュウ、選挙監視参加の意向。
16	チアパス知事選挙運動、終了。農民先住民組織(ARIC,CNPI,ORCO,Xinich)、選挙監視、知事の選挙介入反対声明。平和と正義、ラ・レボルシオン(ティラ)住民に強制追放の脅迫。　環境保護団体「南東部民衆の木」、チマラパデの活動を再開。
17	チアパスのための連盟、４千の投票所に監視人配備。選挙監視グループ、PRIのデマ宣伝（UNAM過激派到着など）批判。
18	チロンの住民、1996年５月の事件で収監されたチンチロネスの釈放を危惧。 PRI 反対派、選挙監視団への嫌がらせをする挑発集団「連盟８」の存在を指摘。チマルウァカン市（メヒコ州）のPRI派新市長就任日に農民の松明派(PRI)を対立グループ(PRI)が襲撃、14名死亡。
19	「11月20日」(ラス・マルガリータス)の野党支持者８名追放される。知事代行、ラ・ホルナーダ紙の販売停止を指示。シモホベルで先住民(PT支持)２名、９名の覆面の集団に殺害される。
20	チアパス州知事選挙、投票率51％、サラサール候補勝利は主要都市部では圧勝。紛争地域の17行政地区では、棄権率48％、PRI-52％、連盟－41％。サラサール－53.5万(51.5％)、ダビ－47.5万(45.6％、大統領選挙より５万票増加) クルシハー(オコシンゴ)の十字路で、資金未到着を告発する農民が道路封鎖。
21	次期大統領はEZLNの降伏ではなく、対話を希望と表明。サラサール次期知事、EZLNとの交渉は州政府ではなく連邦政府の責務と表明。
22	PAN のCOCOPA委員、パヤン、アルバレス上院議員やルイス前司教などで構成されるチアパス和平委員を提唱。ペニャ・リモナール(オコシンゴ)でサパティスタ離脱者を自称する集団マレアンテとPRI派の先住民農民権利防衛人民組織(OPDDIC)との衝突、数名負傷。メンチュウ、アクテアル事件のミサ後、アリスメンディ司教と会談。パステ(シナカンタン)で伝統派、新教徒の家を焼き討ち。
23	次期大統領、EZLNに書簡送付、対話によるチアパス紛争解決を表明。 COCOPA、次期国会でも活動を継続と表明。
24	次期大統領、EZLNが対話姿勢を示すなら、軍隊の撤退を検討と表明。
25	次期知事、EZLNとの交渉は連邦政府の責務と再度表明。
26	パヤン、政府のチアパス和平委員には参加しないと表明。
27	次期知事、報復行政は行わないと表明。
28	知事代行、７つの新行政地区創設の議案を州議会に提出。
29	サパティスタ地域では軍要員の増加。　　・フローレス・マゴン自治当局、ペニャ・リモナール事件に準軍事組織関与と指摘。
30	PRIは先住民法案に関して大統領案を再提出の方針。元交渉責任者、現政権下での交渉の条件はないと表明。副司令官署名のないEZLNの書簡２通がフォックスの顧問団に到着と発表。ラ・フロレスタ(コミタン)で10家族追放の脅迫。サムエル・ルイス、チアパス和平委員参加招請を否定。
31	サラサール、次期大統領は先住民法案としてCOCOPA案を提出すべきと指摘。