サパティスタ日々の出来事2000年7月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	サパティスタ支持者、数地区において部外者の検問。 PRI 派知事候補の護衛、交通労組の指導者を殺害。
2	総選挙、投票率は64％。大統領にはフォックス候補当選。大統領選挙（変革のための連盟AC：PAN／PVEM-42.5％、PRI-36.1％、メヒコのための連盟AM:PRD/PT-16.6％）上院(AC-38.1％ : PAN-46、Verde-5、 PRI-36.7％ : 60、 AM-18.8％： PRD-15、PT-1、CD-1) 下院(AC-38･3％ : PAN:208、Verde:15、 PRI-36.9％ : 209、 AM-18.7％ : PRD:53、PT:9、SN: 2、AS:2、CD:2）。モレロス、グアナフアト州知事はPANが勝利。メヒコ市長(PRD-39％、PAN-34％、PRI-22％)はPRDのロペス・オブラドール。メヒコ市議会の選挙区ではPAN多数派(PAN-21,PRD-19)、比例区は未定。
3	ラ・レアリダー上空の偵察飛行再開。コミタンに収監のサパティスタ支持の政治犯、ハンスト開始。
4	チアパス州知事選に向けたPRI の内部資料暴露。米国のイスパニック系学生、次期大統領にサンアンドレス合意実行を要請。
5	フォックス次期大統領、サンアンドレス合意に基づく先住民法案上程の方針表明。アルボレス知事代行、PRI 指導者として名乗りを上げる。
6	アマドール・エルナンデスで抗議行動継続。 COCESのメンバー、建築資財供与などを要求してタパチュラで抗議行動。チアパス州では150件以上の選挙違反。
7	COCESのメンバー、タパチュラの州政府役場で裸になる。チアパス州PRI派の一部、サラサール支持を表明。
8	自治教育実践サパティスタ支持基盤の６小学校で約千人が卒業。 PANのCOCOPA委員、次期大統領による和平に期待表明。元CONAI委員、フォックス－マルコス会見という状況ではないと表明。
9	アリスメンディ司教、フォックス－マルコス会見は時期尚早と表明。市民連盟、チアパス州選挙では公的資金を盾にした不正横行と指摘。コミタンの刑務所で23名ハンスト。
10	PRI派のカトリック、サラサールに投票しないよう呼びかけるビラ配布。エル・ボスケ事件に関連してボチルでサパティスタ支持者を逮捕。
11	ウニオン・プログレソ(エル・ボスケ)でサパティスタ支持者２名拘束。チアパス州のPVEM、チアパスのための連盟に正式参加。チアパス州のCOCOPA委員、新しい仲介の方向を探ると表明。
12	サラマゴ、次期大統領に約束（15分でチアパス問題解決）履行を要請。
13	大統領、チアパス視察、保健衛生事業・植林事業の成果を強調。次期大統領とサラサール州知事候補の会見。パレンケで覆面姿の武装集団に検察庁の職員襲撃される。
14	国防省、１万１千人を動員してモンテス・アスレスやマルケス・デ・コミージャス地区の植林予定と発表。
15	サラサール支持組織の集会。シモホベルでPRI派、役場座込みのPT支持者と衝突。メンチュウ、チアパス紛争の仲介を否定。
16	サラサール、南部諸州の知事、PRI派候補に資金援助と告発。サンアンドレスの自治当局(49共同体のうち38共同体参加)の次期候補者選出。
17	牧畜業者、メンバーの誘拐を批判。
18	ラバサ調整官、EZLNと対話再開せずと表明。セロ・ウエコの囚人ハンスト開始。 PANのCOCOPA委員、フォックスとマルコスの会見を最優先と指摘。
19	フォックスの顧問、軍は1994年以前の配置に戻ることが必要と指摘。州選挙管理委員会、EZLNに選挙に対する対応を言明するよう要請。
20	チアパス州先住民伝統医師産婆協議会(COMPITCH)、ARIC独立派、ドイツのハノーバーで開始の「貧困撲滅と市民連携」世界フォーラムに参加。プラン・デ・アヤラ(ラス・マルガリータス)で新教徒の29家族追放。
21	次期大統領、チアパス和平のための計画策定開始。チアパス州北部援助のための第５次キャラバン出発。 ONG、道路建設はEZLN包囲のためと非難。軍、2000年BIOSFERA計画発表。 ONGや野党州選挙における票の買取を告発。
22	コミタンでハンストの囚人１名が重体。南部諸州のPRI派知事、南部政治戦線を結成しチアパス知事選必勝を期す。
23	プラン・デ・アヤラの追放された新教徒29家族、帰村。
24	８野党がサラサール知事候補支援のチアパスのための連盟を結成。フォックス顧問団、EZLNとの非公式会見を模索。フローレス・マゴン自治地区は次期大統領も大きな変化なしとの見解。道路建設反対のエカテペックのCNPI農民による道路封鎖を警官隊が強制排除。
25	フォックス、チアパス紛争解決に前向きの兆し。オシュチュックのPRI派400家族、サラサール支持表明。先住民法の国会審議は諸政党の合意を前提と表明。
26	フォックス顧問団、サンアンドレス合意を国会に上程の方針。サラサールとサミ・ダビのテレビ討論会。エル・ボスケ事件で拘束２名正式逮捕。 COCES活動家、３度目のヌード抗議。エカッテペックで拘束の農民73名釈放。
27	メヒコ先住民協議会、スペイン式の自治獲得にむけて憲法改正を模索。サンアンドレスのサパティスタ支持者、武装グループの夜間巡回を告発。サラサール、州教育長（元チアパス自治大学学長）などを文書偽造で告発。告発されたPRI派人物、サラサールを逆告訴。人権組織、エル・ボスケ事件で10日に拘束されたサパティスタの釈放を要求。
29	ヤハロンでPRI派の活動家に発砲。カルデナス、チアパスでサラサールの選挙応援フローレス・マゴン自治地区は24日のコミュニケは虚偽と声明。
30	ヌエバ・パレスティナ(オコシンゴ)で住民が７月10日の誘拐・殺人容疑者リンチ。
31	サラサール、警察の検問撤去を公約。