サパティスタ日々の出来事2000年４月

El Grupo de Solidaridad con las Luchas de Indi'genas en Mexiko, de Kansai-Japo'n

1	欧州議会、調停を申し出。第７軍管区将軍交代。コロサル農園（元州知事所有）の労働者就業条件をめぐってスト、11名逮捕。
3	チアパス訪問の大統領、合意は実行、EZLNとの和平締結で問題は解決しないと表明。 ARIC独立派、連邦予防警察（PFP）を伴ってモンテス・アスレスの共同体に立ち退きを通告と告発。人権組織、入管がコミタンのホテルを不当捜査と告発。
4	アルタミラーノでPRI派首長更迭を要求して道路封鎖。サラサール、合意不履行を批判。ニコラス・ルイスの住民、州裁判所の前で座り込み開始。
5	COCOPA、新司教との対話を要請。サンクリストバル市でサラサール支持の新教徒を尾行していた検察庁のスパイを先住民が拘束。
7	米国の平和のための司牧のキャラバン、ラ・レアリダー訪問。サラゴサ・ラ・モンターニヤ（コミタン）でPROCAMPOの資金20万ぺソ受領後、帰村の農民待ち伏せで５名殺害、３名負傷。
8	メキシコ市南部ショチミルコで新しい武装組織の人民革命武装勢力(FARP)－革命人民軍(ERP)の分派？－の武装プロパガンダ。紛争地域の軍要員交替、建設工事の進展、モンテス・アスレスからの住民排除の圧力増大。Ｖ・カランサの「人民家」指導部によって追放された反対派、州都で座り込み開始。
9	人権組織、政府はEZLNの無条件降伏をめざしていると批判。 COCOPA、活動不能状態に略る危険性を危惧。
10	マルコス「エミリアーノ・サパタ将軍の馬の思い出」発表。各地でサパタ没後の記念行事。サンクリストバルで座込みのⅤ・カランサの反対派農民排除。
11	転任するムジョール法王庁大使、ルイス司教に対する全面的支援を悔いていないと表明。 Ⅴ・カランサの農民、サンクリストバルでデモ。チリ大統領補佐官、チリ大使、紛争地域視察。
12	社会開発省、3億ペソを紛争地域に提供。
13	知事選挙運動に連動してPRI派、自動車や家の抽選を展開。 10日から州庁舎で座込みのOCEZのメンバー200名を排除。サンカルロス・ナダブレー（チアパ・デ・コルソ）の土地51ha占拠の農民５家族を強制排除。アマドール・エルナンデス周辺の封鎖。
14	ラバサ調整官、司教アリスメンディによる対話仲介の可能性を否定。チアパス北部地区の６共同体を支援のホセ・ティラ・キャラバンの開始。 COCOPA委員、セロ・ウエコ刑務所視察。ワシントンのメキシコ大使館で抗議行動。
15	司教アリスメンディ、政府の否定的姿勢によって仲介者にはなりえないと表明。 PRD国会議員、市民による紛争地区（アマドール・エルナンデス、サン・キンティン、タニ・ぺルラス、チェナロォ）視察開始。サンタマリア・ラ・リベラ（タパチュラ）、ビセンテ・ゲレロ（トゥストラ・チコ）で警察による土地占拠農民の排除。州都で座込みのOCEZの300名排除、14名逮捕。コミタンの殺人犯の捜索。
16	紛争地域視察のCOCOPA委員、軍の包囲圧力強化、準軍事組織の挑発を指摘。
17	連邦検察庁、準軍事組織に対する特別チームのチアパスでの活動開始を通告。アヤラ計画（ラス・マルガリータス）の新教徒200名、カトリックによる封鎖を告発。
18	EZLN、エウレカ代表ロサリオ・イバラ・デ・ピエドラヘの書簡。
19	大統領、チアパスは武力紛争だけでないと強調。
21	グローバル・エクスチェンジ、1994年以来外国人追放400名以上と表明。 24haの農地奪還のラス・クルセス（ラス・マルガリータス）のCIOAC農民排除。
22	人権組織、準軍事組織の強化を告発。平和活動キリスト者チーム(ECAP)、35日間にわたるチェナロォでの断食終了。米国大使、ツーリストとしてチアパス訪問。
24	COCOPA委員長、委員会の再活性化を強調。
25	選管、122の臨時投票所設置予定。タパチュラで３ha占拠の農民排除。
26	内相、EZLNの対話姿勢を批判。 PAN、知事代行の公的資金流用調査を要求。フローレス・マゴン自治当局、密林の森林火災をサパティスタ迫害の口実にと告発。
27	人権組織、「チアパスの戦争－歴史のなかの些細な出来事？」で、25地区が準軍事組織の支配下にあり、人権侵害の主要下手人は軍であることを発表。元チアパス州総務長官エラクリオ・セぺダ、ユネスコ大使に任命。ブラジルの麻薬取引業者、チアパスでEZLNと接触との報道。
28	ラバサ調整宮、ブラジルの麻薬取引業者、チアパスでEZLNと接触との報道を否定。シナカンタン住民、墓地埋蔵の財宝を探そうとする首長に抗議して役場占拠。
29	農地改革相、連邦予防警察派遣の可能性を示唆。
30	ARIC独立派、ラグナ・オコタル、サンハシント・ラカンハ、フロール・デ・カカオ、3月30日などでの準軍事組織による立退き強制にむけた迫害を告発、870家族は立退き拒否の方針と表明。連邦予防警察長官、ラカンハ・チャンサヤブ共同体財産委員会による派遣要請を発表。